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32.面接試験の流れ
面接では、態度やしぐさ、言葉づかいなど、すべてが重要なポイントです。

受付から入室・退室まで
@15分前には会場へ到着して、トイレで身だしなみのチェックをしておきます。

A受付で挨拶をした後、大学名と氏名を告げて、用件(何時の約束で面接に来たのか)をハキハキとした 口調で伝えます。

B受付の人からの指示通りに控え室へ向かい、静かに待ちます。また、途中で社員の人に会ったら、会釈をしましょう。

C名前を呼ばれたら面接の部屋へ向かいます。ドアを2、3度軽くノックして、中からの応答を確かめてからドアを開けます。 ドアを静かに閉めて、面接官のほうを向いておじぎをします。「こちらにどうぞ」と言われたら、「ハイ」と言って席まで進み、 一礼します。

D椅子の横で、大学名、学部・学科名、氏名を名乗り「よろしくお願いします」と挨拶をします。着席を勧められたら、 「失礼します」と言って座るようにしましょう。

E椅子に深く腰掛け、背筋をまっすぐに伸ばします。足を組んだりひじ掛けにひじを置いてはいけません。

F質問に対しては、質問者のほうを向き、相手の目を見て話します。視線を外したり、うつむいたりすると、自信がないように 見られるので注意しましょう。

G面接が終わったら、座ったまま頭を下げて「ありがとうございました」と言います。(笑顔を忘れずに)そして、 静かに席を立って、退出する際、ドアの前で面接官に向かって「失礼いたします」と挨拶をしてから外へ出ましょう。

H退出した後でも、気を抜かないようにしましょう。受付の人にも、「ありがとうございました」と挨拶をして帰りましょう。

姿勢・マナー・言葉づかいなど
姿勢 背筋をピンと伸ばして、堂々としていましょう。猫背だったり、うつむいてモジモジ していると、自信がないように見えてやる気が感じられません。積極性や前向きな考え方を、美しい姿勢で表しましょう。
おじぎ おじぎには3種類あります。首だけを下げるのではなく、背筋を伸ばして腰を曲げるのがポイントです。
@真礼(丁寧なおじぎ)角度45°
 ・お礼を言うとき
 ・お詫びをするとき
A行礼(普通のおじぎ)角度30°
 ・面接室に入室するとき
 ・面接室から退室するとき
B草礼(軽い会釈)角度15°
 ・受付で挨拶するとき
 ・社内で人とすれちがったとき
マナー 誰にでも癖はありますが、貧乏ゆすりをしたり、何度も髪を触ったりするのは見苦しいものです。 着席のときは、足を組んだりひじ掛けにひじを置いてはいけません。また、失敗しても笑ってごまかしたりしないで、素直に 謝りましょう。
言葉づかい 言葉づかいには、十分注意を払ってください。社会人になれば、即要求されるもので す。尊敬語(「お〜なさる」)、謙譲語(「〜させていただく」)、丁寧語(「〜します」)の使い方に、普段から 慣れておきましょう。

●控え室は面接に備えるための場所です。友人がいてもおしゃべりは慎みましょう。化粧直し・タバコも厳禁です。
●「学生言葉」は面接では特に避けるべきです。今のうちからTPOに合わせた言葉使いで話せるようにしよう。