面接の種類 |
★個人面接★
学生一人に対して一人の面接官、あるいは複数の面接官で行われます。後者の場合は、たいてい一人が決まった質問をして、
質問者以外はあなたのしぐさや表情をチェックしています。あなたは質問者の面接官をまっすぐ見て答え、質問者以外の面接官を
意識しすぎないようにしましょう。
POINT
●自分のペースで話すことができるので、自分を売り込むには最適
面接官CHECK
●会話のキャッチボールができるか(質問をよく聞き、意図を理解できているか)
●自分のことをしっかり理解・認識し、それが表現できているか
目線は・・・
●にらみ付けないようにして、面接官の目を見る
[アドバイス]
自分を売り込むせっかくのチャンスです。自己分析など準備は万全に。 また、個人面接は自分に与えられた時間です。
疑問に思うことを質問し、次のステップへとつなげるようにしましょう。
[よくある質問]
●学生時代に一番力を入れてきたこと ●今までで一番感動したエピソード ●これまでの挫折体験 ●なぜこの業界、当社を志望しているのか
●当社に入社して挑戦したい仕事や目標 など
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★集団面接★ 複数(3〜5人)の学生に対して、複数(2〜3人)の面接官で行われます。
面接官が質問し、指名された順に答えたり、任意に答える場合があります。集団面接の場合、ほかの学生の態度や発言内容が
気になりますが、面接官は、あなたが冷静に自分の意見を述べているかどうかをチェックしています。
マイペースを保つようにしましょう。
POINT
●自分の持ち時間は短いので質問には簡潔、的確かつ具体的に答えると印象が良い
面接官CHECK
●他の人の意見をしっかり聞いているか
●落ち着いて場の空気をつかんだ返答をしているか
目線は・・・
●発言者のほうを見る
●ほかの学生の発言に無関心な態度はとらない
[アドバイス]
ほかの人の話を聞いているかどうかは、見ればわかります。「自分の番がきたらどう答えようか」ばかりを考えていたり、
担当者の顔ばかり見ていると聞いていないと判断されます。また、虚勢を張るのではなく、いつもの自分らしさを失わないようにしましょう。
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★グループディスカッション★
社会問題や時事問題などをテーマに、5〜10人くらいのグループで討議するのがグループディスカッションです。この場合、
司会者も学生の中から選ばれます。グループでの討議を通じて、一般的な知識のほかに、集団の中での協調性や指導力が判断されます。
また、あるテーマに対し、意見の対立する2グループに仮に分かれて討論するのがディベートです。
いずれも、話の流れをしっかり理解しながら、積極的に発言することが大切です。
POINT
●早い段階で自分の役割をつかみ、意識的に表現することが大切
●目立とうと思ってほかの人の意見を否定したり、やり込めるような態度をとらないこと
●議論に勝つことが目的ではなく、他人とのコミュニケーションの取りかたを見るための面接
面接官CHECK
●客観的にほかの人の意見を聞き、議論の展開を分析できているか
目線は・・・
●グループ全体に目を配り、積極的に参加する姿勢を見せる
[アドバイス]
司会・書記・発表者など役割はいろいろありますが、どれが良い、悪いはありません。
役割上、司会は発言する機会が多く、書記は発言することが少なくなる傾向にありますが人の話を聞かずに話しすぎる司会はマイナス評価、
書記でも話の軌道修正をするなど要所を押さえた発言をすればポイントは高くなります。
[テーマ別ディスカッション例]
●「人に物を教える」ときに必要な要素を3つあげなさい ●無人島に一つだけ持っていくとしたら?
●今後の携帯電話はどうなっていくか ●経営者にとって必要な資質とは? ●国政選挙の投票率を上げるためには? など
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