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27.OB・OG訪問
社風を知るには、先輩社員の話を聞くのが一番。自分でもルートを探して訪問しましょう。

アポイントの取り方
(1)OB・OGを探す
●ゼミ・サークルの先輩から探す。
●企業の在籍者名簿から探す。
●企業に直接問い合わせる。
(志望する企業にOB・OGが見つけられない場合は、人事部に連絡をして紹介してもらうことも可能です。。珍しい事ではないので躊躇しなくても良い。)
(2)アポイントを取る
直接OB・OGに電話をしてアポイントを取る場合と、まず手紙を出してお願いする場合があります。最初に手紙で お願いしても、後で直接電話して具体的な日時を確認しましょう。
<直接電話してアポを取る場合>手紙到着後の電話フォローにも応用
代表電話: ○○株式会社です。
あなた: 私、鈴鹿国際大学○○学部○○学科●年△△△△と申します。総務部の■■■■さんをお願いします。
代表電話: 鈴鹿国際大学○○学部○○学科●年△△△△さんですね。少々お待ちください。
あなた: はい、よろしくお願いいたします。
・・・・内線電話へ・・・
総務部: はい、総務部です。
あなた: 私、鈴鹿国際大学○○学部○○学科●年△△△△と申します。■■■■さんにお話をうかがいたいと思いましてお電話いたしました。
総務部: では、◆◆と代わりますので、少々お待ちください。
◆◆: お電話代わりました。◆◆です。
あなた: お忙しいところ、突然お電話いたしまして申し訳ありません。私、鈴鹿国際大学○○学部○○学科●年△△△△と申します。 私のゼミの卒業者名簿で◆◆さんのお名前を拝見しました。現在就職活動中で、企業研究をしているのですが、是非◆◆さんに お話をうかがえないかと思い、失礼かとは存じますがお電話を差し上げました。
◆◆: そうですか、わかりました。それでは1月20日午後2時に会社の前に「サモア」という喫茶店がありますから、 そこでお会いしましょう。
あなた: ありがとうございます。1月20日午後2時に御社の前の喫茶店「サモア」ですね。私、身長が 175センチくらいで眼鏡をかけています。当日は紺のスーツを着用し、学校のマークの入った封筒を持参します。
◆◆: 私はグレーのスーツを着て、会社の封筒を持っていきます。
あなた: はい、わかりました。どうぞ、よろしくお願いいたします。無理なお願いをお引き受けいただきまして ありがとうございます。では、失礼いたします。

訪問時の心構え
(1)訪問準備
●志望動機と自己PRをまとめておく・・・・
 「予備面接」の意味もあるので簡潔・明快に話せるようにしておく。
●基本情報はインプットしておく・・・
 会社案内でわかる情報をわざわざ質問しないようにしておく。
●質問事項はまとめてメモしておく・・・
 先輩に貴重な時間を割いていただくので時間を無駄にしないようにする。
(2)訪問時の注意点
●遅刻厳禁・・・・
 遅くとも約束の15分前に待ち合わせ場所に着くようにする。
●長くても30分〜45分・・・
 むやみに長話にならないようにする。
●言葉づかいは丁寧に・・・
 「先輩だから」と甘えてなれなれしい態度は禁物。
●相手の話をよく聞く・・・
 明るくハキハキと的確な受け答えをする。
(3)質問のポイント
OB・OG訪問の目的は、情報収集、志望意思の伝達、本選考前の予備練習です。それを踏まえた上で、企業研究での疑問点を 質問しましょう。そうすればあなたが就職活動にどう取り組んでいるのか、どんな企業研究をしたのかを卒業生に伝えることが できます。また、卒業生は就職活動の先輩でもあるので、先輩の体験談やアドバイスも貴重な情報となります。
いくつか質問例を挙げておきますが、あくまで参考ですので、自分でしっかり質問事項をまとめておきましょう。

訪問後のフォロー
OB・OG訪問後、感謝の気持ちを込めて必ずお礼状を出しましょう。会ったときの話で 心に残ったことや志望動機のPRや今後の活動への意欲なども盛り込んで、自分の言葉で書きましょう。

※具体的な事はUniCareerマガジンを参照してください。

●OB・OGは就職活動の先輩。志望企業の社員でなくても、会って話を聞いてみよう。
●志望企業のOB・OGと会う場合は、予備面接のつもりで、自己PRと志望動機をまとめておこう。
●同じ学校の先輩だからといって、なれなれしい態度をとらないこと。緊張感を持って会いに行こう。