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24.エントリーシートの提出
エントリーシートは、次の選考に進むための第一関門。しっかり対策を練って臨みましょう。

エントリーシートとは
(1)エントリーシートとは何なのか
エントリーシートとは、企業が独自に作成している応募書類のこと です。会社説明会や面接の前に提出させる企業が多く、事実上の第一関門と言えるでしょう。内容は、履歴書と自己紹介書を 合わせたもので、学生時代のことや自己PR、志望動機等を書かせるものとなっています。エントリーシートを活用する企業は 年々増えており、現在ではかなりの割合で提出を求められますので、あらかじめ対策を練っておきましょう。
(2)エントリーシートのもつ意味
エントリーシートをもって第一次選考を行う企業と、 単に次のステップへ進むための応募書類として提出させる企業と、大きく二つに分かれますが、多くの企業が第一次選考に 活用しているというのが現状です。また、同じ企業でも、募集職種あるいは文理によって異なる対応をしている場合もあり ます。エントリーシート提出に関する注意書きをよく読んで、何のために提出するのかを把握しておきましょう。
(3)エントリーシートの入手方法
エントリーシートは、エントリー(資料請求)と同じように、 インターネット、ハガキ、電話、FAX等で依頼して入手することができます。最近では、Web上で公開する企業が多い のですが、企業ごとに配布方法が異なりますので、注意しましょう。
(4)エントリーシートの提出方法
所定の用紙に手書きで記入する場合は、郵送による提出が 一般的です。面接ではエントリーシートの内容に基づいて質問されることも多いので、第一次選考のあるなしにかかわらず 必ずコピーをとっておきましょう。Web上で受付している場合は、何を書いたのか忘れないように、あらかじめ文章を 作成しておき、保存しておくようにしましょう。

エントリーシートを書く上での心構え
(1)紙上で行われる面接と考える
エントリーシートの難易度は年々高くなっており、書かせる文字数 が増えたり、あらかじめ用意している回答の書き写しでは通用しない質問が設定されていたりと、一筋縄ではいきません。ここには、学生の 志望度を早い時点で測りたいという企業側の思いが反映されているのです。「エントリーシートは紙上で行われる面接」だと考え、1社ごとに 熱意を持って取組むようにしましょう。
(2)魅力あるエントリーシートにする
エントリーシートは、自分を売り込むプレゼンテーションツール だと考え、魅力的なシート作成を目指しましょう。そのための条件は、まず「わかりやすさ」。あなたがどんな人間なのかが伝わらなければ 、採用担当者も判断のしようがありません。あなたの顔がしっかり見える内容に仕上げましょう。もうひとつ大切なのが「個性」です。 マニュアルに沿った解答ではなく、自分のもつ個性を魅力的に表現することで、「面接で会って話を聞いてみたい」と思わせることができるのです。
(3)自己分析をしっかりしておく
エントリーシートは「あなたがどういう人か」を見るためのもの。あなた自身が自分のことを理解していなければ、 書きようがありません。ここで表現した「あなた」が選考の最後までついてまわるので、エントリーシートの提出期限が来るまでに、しっかりと自己分析を済ませておき、 その結果を踏まえて記入できるように準備しておきましょう。できれば自己PRは友人・先輩などに事前にみてもらい、アドバイスをもらって 文章をさらに磨いておくと良いでしょう。


●志望企業がエントリーシートを採用しているなら、早めに請求しておこう。
●入手や提出に関しては、ホームページなどで最新情報をチェックしておこう。
●エントリーシートは面接の材料になるということを十分意識して記入しよう。
●下書きしたものを誰かに読んでもらい、悪いところを直してから提出しよう。