インドネシア


 日本からガルーダ(鳥神)の背に乗って、赤道を越えると神々の宿る南国の島、バリー島である。年中どこかでヒンドウ教の神々を崇めるお祭り催されている。タンパクシリンには聖なる水が湧き出るお寺、ティルタ・エンプル寺院がある。境内には老若男女が集まり、男子は祭壇の前に、女子はその後に列をなして座る。全ての神聖な祭り事は、絶大な権限を持つ僧侶のもとにとり行われる。
 民族衣装を纏い正装した男達の中に一人の少年を見つけた。彼は望遠レンズのカメラを向けられているのに気がつき、いろいろメッセージを送ってくれた。この素直な屈託のない姿に、異教徒ではあるが、彼の健康と幸せを南国の島、バリーの神々に祈った。


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