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8.企業って何? |
企業といえば、有限会社、合資会社などもありますが、就職活動の中心は株式会社になるでしょう。 |
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ところで企業とは、いったい何でしょう?企業とは「人・モノ・金・情報」
という経営資源を使って事業を行い、社会が必要とする商品やサービスを提供する利益追及の組織です。
企業に就職すると、あなはた企業に労働力を提供して賃金を得ます。その一部を政府に税金として納め、
残りで必要なモノを企業から買う消費行動を行います。こうしたお金の流れを“経済”と言います。企業の収益が
増えると消費活動が活発になり、ますます企業の収益が増えることになります。これは経済状態が良いことを
表しています。つまり、企業は日本経済の重要な役割を担っており、企業の一員となれば、
あなたもまた日本経済を支えていることになるのです。 |
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東京、大阪、名古屋、札幌、福岡と全国
5カ所にある各証券取引所で、株式の売買が認められている企業を「上場企業」と言います。
企業が各証券取引所に上場するには、取引所の定めるさまざまな基準を満たす必要がありますが、上場すれば一般投資家に株式を発行して、広く賃金の調達ができたり、
社会的な信用度が高まります。なお、東京・大阪・名古屋の証券取引所は、
資本力や収益力により1部と2部に分かれています。 |
☆東証1部上場・東証2部上場 |
会社概要に「東証1部上場」とあるのは東京証券取引所の一部会場で「東証2部上場」とあるのは東京証券取引所の2部市場で、 株式が取り引きされていることを示しています。「大証1部」や「名証1部」も同様に、それぞれどの市場で取り引きされているかを示しています。 上場の条件は総じて東京証券取引所が最も厳しいため、東証に上場している企業は、その条件をクリアした優良企業だと考えることもできます。 |
☆JASDAQ(ジャスダック)市場 |
JASDAQ市場は、中小中堅ベンチャー企業向けの株式流通市場で、小型株が中心の、個人投資家に支えられた市場です。 |
☆マザーズ、ヘラクレス |
上場基準を緩やかにし、企業の収益性よりもむしろ成長性・将来性を重視した市場が「東証マザーズ」「大証ヘラクレス」です。 こうした新市場では実際、赤字決算にもかかわらず将来有望と目されて上場している企業があります。ベンチャー企業に関心があるなら、一度これらの企業をチェックしてみましょう。 |
☆非上場企業 |
証券取引所で株式の売買を行っていない企業のことです。しかし、非上場企業だからといって、その規模や社会的信用度が小さいとは限りません。 有名・有料企業の中には上場しない企業もあるからです。サントリーや富士ゼロックス、ほとんどのマスコミ関係の企業は非上場企業です。 |
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企業組織図は、企業の業種や 規模によっても組織体系や部署名は異なりますから、会社案内やホームページで各企業の組織図を確認しましょう。 |
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人気の高い部署として企画・開発・広報などがありますが、あなたのイメージ通りの仕事をしている とは限りません。また、同じ部署名でも、企業によって仕事内容は異なるのでチェックしましょう。 会社案内に掲載されている卒業生のメッセージなどで仕事内容に触れていることもありますが、 OB・OG訪問や会社訪問で企業とじかに接して、仕事内容についてもきちんと質問しましょう。 |
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●働いている人が圧倒的に多いのは民間の営利法人だが、働く場は、官公庁や地方自治体、
特殊法人などいろいろあるので、分野を特定せずに視野を広くもとう。 ●「上場企業だから安心」とは限らないので、情報収集は念入りにしよう。 ●仕事内容は、部署名だけでは判断できないから、職種などを十分に研究しておこう。 |
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