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37.内定が出ないときは?
企業選択の幅を広げて、勝利の方程式を練り直してみましょう。

これまでの就職活動を振り返る
なぜ内定が出ないのか?その原因を突きとめるために、まず、これまでの就職活動を振り返ってみることから 始めましょう。たとえば就職活動を始めるにあたっての下準備段階で、十分な自己分析や企業研究ができていたか。履歴書など企業への 提出書類に不備はなかったか。またOB・OG訪問や会社説明会での身だしなみや言葉づかい、面接での話し方は適切だったか。 これまでの就職活動を再検討して、勝利の方程式を練り直してみましょう。
<失敗と反省>
●自己PRがうまくいかない→自己分析の不足を補おう。
●志望企業が見つからない→自己分析と合わせて企業研究をしよう。
●志望動機がマニュアル通り→自分の言葉で話せるようにしよう。

志望企業を探す
もう手遅れでは・・と諦めてしまうのはまだ早いと考えましょう。最近の採用活動が長期化傾向に あることを考えれば、年を越してからでもチャンスはあります。まだ募集している会社の中から自分にあった企業を探しましょう。 情報収集の機会もまだ残されています。大切なのは前向きな気持ち。先輩たちの中にも、厳しい就職戦線を乗り越えてギリギリ で内定をもらったという「すべり込み」就職派が数多く見受けられます。フットワークを軽くして、アクションを起こしましょう。
<情報収集の場>
●キャリア支援センター・・・2次募集の情報などを素早くキャッチできる。
●就職支援サイト・・・採用活動を続けている企業が検索できる。
●新聞・・・求人広告に注目。日・月曜日に集中しているがそのほかの曜日も要チェック。
●求人情報誌・・・来春新卒者の募集も掲載されていることがある。
●職業安定所・・・新卒の求人コーナーを設けている。
●合同企業説明会・・・採用意欲のある企業が合同で行う説明会にもチャンスあり。

自分の意思をはっきりさせる
ただむやみに企業を回っているだけでは同じ失敗を繰り返してしまいます。企業を選ぶ条件とその理由を明確に しておきましょう。「これだけは譲れない」と「これは譲歩してもいい」がはっきりしていれば、企業選びに方向性が生まれます。

迅速な行動
キャリア支援センターで2次募集の案内を見つけたら、すぐにキャリア支援センターの職員に内容 確認をして応募しましょう。また朝一番に新聞に目を通して、気になる企業が求人募集をしていたらすぐに問い合わせの 電話をして、その日のうちに履歴書を郵送しましょう。

フリーターにはならない
内定が出ないからといって、安易にフリーターという道を選ばないようにしましょう。新卒として入社できるのは、 今しかありません。長い就職活動で疲れも出るでしょうが、根気よく活動を続けてできる限り正社員として入社できる先を 見つけるようにしましょう。

●チャンスはまだまだ残っている。初心に戻ってもう一度チャレンジしよう。
●服装や言葉づかい、履歴書や志望動機などの基本事項を、キャリア支援センターの人に点検してもらおう。
●フットワークを軽くして、どんどん行動しよう。