どんばの動き
更新日付 1998-07-15
バスケのゲーム「どんば」の動きを設計します。
動きを表にまとめてみました。
表組の関係上、ブラウザを最大表示にすると見やすいと思います。
表中で出てくる数字は方向を表します。
パソコンのキーボードのテンキーを見てください。
テンキーの[5]を中心とした方向は、
上下左右がそれぞれ8246となります。
たとえばダッシュ7は右上へのダッシュということです。
また左手での動作をL、右手での動作をRと表記しています。
慣れるまでは大変かもしれませんが、
慣れるとラベルの付け方がわかりやすくなります。
たとえば「_move7:」というラベルは、
きっと左上への動きを処理しているに違いありません。
・基本動作
基本動作から基本動作への移行について表にまとめました。
1on1ですから、ドリブルでの動きということになりますね。
ボールを持ったら、すぐにドリブルに入り、
シュートボタンを押すまで、手にボールを持つことはありません。
| 元の動作 |
1=左下 |
2=下 |
3=右下 |
4=左 |
5=中立 |
6=右 |
7=左上 |
8=上 |
9=右上 |
| ドリブル-L |
そのまま |
そのまま |
レッグ スルーLR |
ガード付 ドリブル-L |
そのまま |
チェンジ LR |
ガード付 ドリブル-L |
そのまま |
チェンジ LR |
| ドリブル-R |
レッグ スルーLR |
そのまま |
そのまま |
チェンジRL |
そのまま |
ガード付 ドリブル-R |
チェンジRL |
そのまま |
ガード付 ドリブル-R |
ガード付 ドリブル-L |
そのまま |
そのまま |
レッグ スルーLR |
そのまま |
そのまま |
レッグ スルーLR |
ドリブル-L
| ドリブル-L
| チェンジLR
|
ガード付 ドリブル-R |
レッグ スルーRL |
そのまま |
そのまま |
レッグ スルーRL |
そのまま |
そのまま |
チェンジRL
| ドリブル-R
| ドリブル-R
|
・ダッシュ中の動き
同じ方向に二度レバーを入れるとダッシュ動作になります。
ダッシュはたった一歩の踏み込み動作です。
ダッシュ中に次のレバーを入れると、
プレイヤはその方向に応じて特殊な動きになります。
| 元の動作 |
1=左下 |
2=下 |
3=右下 |
4=左 |
5=中立 |
6=右 |
7=左上 |
8=上 |
9=右上 |
| ダッシュ7 |
ガード付 ドリブル-R |
ドリブル-L |
ガード付 ドリブル-L |
ドリブル-L |
ドリブル-L |
クイック チェンジLR |
ダッシュ7
| クイック バック
| ロール ターンLR
|
| ダッシュ9 |
ガード付 ドリブル-L |
ドリブルR |
ガード付 ドリブル-R |
クイック チェンジRL |
ドリブル-R |
ドリブル-R |
ロール ターンRL
| クイック バック
| ダッシュ9
|
・シュート
Aボタンでシュートです。
ゴールに近く、敵が遠いほどシュートの成功率が高くなります。
ディフェンスがブロックに飛べるほど近ければ、
ゴール付近であったも、シュートははずれることになります。
Aボタンを押すと、プレイヤはジャンプしてシュート体勢をとり、
ボタンを離したところで、シュートをうちます。
もっとも高いところでAボタンを離すと、シュートの成功率が上がります。
これでは、ジャンプシュートばかりになってしまいます。
それじゃつまらないので、ゴール付近でうったシュートについては、
かっこいいシュートとなるような処理を追加します。
ゴールに近く、コートの決まった位置からのシュートはすべて、
勝手に特殊なシュートになります。
これによって、庶民シュートのレイアップや、バンクシュート、
フックシュート、スラムダンクなどができるようになります。
これによって、ディフェンスをうまくかわして、
なるべくゴールに近づき、フリーでシュートをうつゲームになりました。
敵のアルゴリズムを作るのが面倒であれば、
もっと簡単なゲームにすることもできます。
乱数でコート上に左右に動く標識を立て、
それを敵に見立ててシュートするゲームはどうでしょう。
制限時間を付ければ、それなりにゲームになると思います。
質問には答えます...
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