インドネシア


 アグン山の東側の山麓にトゥナガン村がある。バリ島の先住民達が住み、人口300人ほどの簡素な村である。老婆や女達がイカット(かすりの経緯織り)や籠を作り、生計をたてている。織られたイカットは渋い色合いの中に伝統的なデサインが組み込まれている。
 広場には闘鶏をいれた大きな竹籠がいくつもぶら下がり、鶏が飼育されている。門の前では、孫達の守をする老婆、闘鶏をもって遊ぶ子ども達の姿が見られる。裏庭にも色々な種類の小鳥が飼われており、ニワトリやアヒルのヒヨコが親鳥の周りに群がっている。


   

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