ベルギー 1


 アントワープ中央駅からノートルダム大寺院に行く途中の町角で見かけた子ども。おばあちゃんに抱かれて似顔絵を描いてもらっている。『フランダースの犬』のネロ少年とパトラッシュの一コマを想い出す。大寺院にある画家ルーベンスの傑作の一つ『キリストの降架』に魅せられたネロは、きっと、このようなかわいい少年ではなかったのだろうか?


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 ブリュセルのグラン・プラスの広場に立つと中世のヨーロッパにタイムスリップした錯覚にとらわれる。贅をこらした彫刻で装飾された建築物が長方形の広場をぐるりと取り囲み、その中央に花屋さんが彩りを添えている。 このグラン・プラスの近くには、『星の家』の壁にはめ込まれたセルクラエスの像が安置されている。彼は1388年に暗殺されたが、今も人々に人気があり、この像に触れると幸せになると信じられている。この日も小学生たちが、先生と一緒にブリュセルの歴史の勉強で野外研修にきていた。セルクラエスの像の前には、幸せを願う子ども達で埋め尽くされ、その前で仲よしこよしの2ショット。


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