おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)2



 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、おたふくかぜウイルスによっておこる病気です。
 片側だけ軽く腫れて治ることもありますが、両方の耳下腺、顎下腺がはれると、ホッペからアゴのかけて大きく腫れあがり、顔が『おむすび』の様な形となり、 首が短くなくなったような感じとなります。腫れがひどい場合には、少し赤味をおびて腫れあがり痛みをともなうことがあります。 腫れ始めの時やひどい腫れをともなうときには、口を開いたり、食べ物を噛むときには痛みが強くなります。ホッペの腫れだけがきつく、発熱を伴わない場合もあります。
 幼稚園児や小中学校の生徒は、腫れがひくまで、お休みしなければなりません。完全に治るまでに1週間〜2週間 かかります。お熱が続き、腫れがながびく場合があり、保護者の方にとっては大変心配な場合もあります。
 おたふくかぜが流行していない時期に、是非、おたふくかぜの予防注射を済ませておいてください。 子どもにとっても、保護者の方にも、大変安心なことです。
 
 

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