H18.7.26 第281号発行分

・戦争の悲惨さ後世に伝えたい
・女性パワーで盛り上げたい
・心地良い自然素材で
・伊賀さんが「布の花展」
・子育てを支え合う
・書道の「楽書会」が作品展
・監視基地が新稼動へ
・県社協へ50万円を寄付
・シュガークラフト体験いかが
・セントレアやイタリア村へ
・パソコンでTシャツ作りを
・祭りの季節迎え最忙期
・母校の津高で里帰り講演
・無料で禁煙相談室を開設
・伝統工芸が一堂に 伊勢市で漆芸作品展
・相互批評で一層上達
・熊野古道に役立てて
・更生などの協力者に感謝状を
・福祉専門学校で学習会
・メンバーみんなが講師
・仕掛け絵本を手作り
・昭和初期の町を「温故知新」


戦争の悲惨さ後世に伝えたい
終戦記念日迎え県内での取り組み
 八月十五日は、六十一回目の終戦記念日。戦争体験者の高齢化で、当時の悲惨さを語り継ぐ難しさが表面化しているが、名張市のある寺院では地域の賛同で敵兵”を慰霊する追悼碑を建立。津市では市民による戦災調査グループが、市内に残る戦跡の塀を保存して完成披露会を。時には、人よりも雄弁に物語る“戦禍の証(あかし)”であり、平和の尊さを改めて考えたい。

 「もう敵も味方もない。戦争の犠牲は同じ」。追悼碑を建てたのは、地蔵院青蓮寺の耕野一仁住職(58)=名張市青蓮寺=と同地区の住民ら。

 昭和二十年六月五日、同地区の山中に米軍のB29爆撃機が墜落した。日本軍戦闘機の攻撃によるもので、乗員十一人が死亡。そのうち二人が焼死、投降した九人が日本軍によって処刑された。

 耕野住職の父で、前住職の一弘さん(故人、当時三十三歳)は火を吹きながら頭上を旋回する様子を目撃、境内に落下した機体の破片を拾い集め、ひっそりと供養を続けてきたという。耕野住職はその思いを受け継ぎ、歴史調査のほか子どもたちの平和教育にも力を注いでいる。

 戦後六十年を機に、同地区の戦没者三十六人と米兵十一人の合同慰霊祭を初めて営んだ昨年に続き、地域の賛同を得て、墜落したのと同じ六月に建立した。

 高さ一・五メートル、幅二十センチ、奥行き十五センチの花こう岩に「B29搭乗員十一名追悼碑」と刻んだ碑は、墜落現場の二十メートルほど下に設けられた。周辺からはいまだ、機体の破片が見つかる。

 「今は平和でのどかな地域だが、かつては命のやりとりがあった。碑を目で見て、感じてもらえる場所であってほしい」と話していた。

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 津市の戦災調査などをしている市民団体「津平和のための戦争展実行委員会」=筒井忠勝代表=は先月、JR阿漕駅前に移した「空襲被爆の塀」の完成披露会を行った。

 これは戦時中、同駅近くにあった元陸軍憲兵隊施設を囲む、厚さ五センチのコンクリート塀。同駅は陸軍第三十三連隊(旧久居市)に入営するための主要駅で、人が行き交うにぎわった場所のため“監視の目”を光らせていた。

 約二千五百人の犠牲者が出た昭和二十年の津空襲。七月二十四日、施設の近く(同市大倉)に落ちた空爆の破片が、塀を突き破って直径十センチの穴を開けた。四日後には焼い弾で家屋が焼け、塀だけが残ったという。

 長らく施設の跡地に保存されていたが「多くの人に見てもらえるように」と百bほど離れた同駅前の緑地へ。移設費約七十万円の一部は、地元住民の善意だった。

 「傷つき、焼け残った塀は二重の試練を受けた。何としても残したかった」と、山口謙次・実行委事務局長(77)=同市幸町=は話す。

 完成披露会では、当時の体験を語る人もいて、平和への祈りを新たにした。



女性パワーで盛り上げたい
津市大門 伊藤恭子、伊串亮子さん
 津市大門の商店街で毎週土曜、十九日まで開かれている「だいたて夜店」。商店街で働く伊藤恭子さん(32)、伊串亮子さん(27)が裏方として支えている。

 活性化のため立町、大門大通りの両商店街の組合員でつくる「だいたて発展会」に所属。若手の女性は二人だけ、中心メンバーと共に会議や準備に奔走している。

 伊藤さんは、家業の平治煎餅本店で販売を担当。昨夏から関わるようになり、「いろいろ見えてきた。けっこうあるんですよ、こだわりの面白い店」。商店街が抱える問題は多いが、市民活動センターでの勤務経験などを生かして取り組む。

 メガネの服部、三代目として同店で修業中の伊串さん。「自分たちで何かを変えていける喜びがあり、友だちも増えた。おじさん、おじいちゃんも友だち。“だいたて”が好き。郷土愛のない人が多いが、好きになってくれるよう盛り上げたい」と話していた。



心地良い自然素材で
「うさとの服展」伊勢市で開催
 伊勢市二見町、夢ぎゃらりぃ二見で、このほど自然素材で作った「うさとの服展」が開かれた。

 着心地の良さに魅了された鈴鹿市江島台、平子めぐみさん(30)の主催。タイで活動するデザイナー・さとううさぶろうさん(56)が手がけた作品で、現地の女性が手紡ぎ・手織り・草木染めで制作。量産できないため各地での展示会のみで販売している。

 マンゴーやアイで染められたベストやズボンなど、並べられた三百点はどれも色鮮やか。平子さんは「涼しくて軽いので、着ている感じがしない。草木の命を、皮膚呼吸で体内に吸収してください」と話していた。

 また、余り布で作ったウサギやクマなどの縫いぐるみも販売、売り上げはエイズ孤児基金として現地に寄付する。


伊賀さんが「布の花展」
あすから志摩市の「合歓の郷」で
 津市高野尾町の伊賀知子さん(68)は、県内各地で「布の花教室」を開き、講師も務めている。

 教室を始めてから約三十年。洋裁をやっていたため続けられたという。

 白い布を花びらや葉の形に切り、化学染料で手染めして自然乾燥。乾いた後、指先やアートフラワー用のこてで細工。各種の花に仕上げる。

 作品は中部近鉄百貨店四日市店や県内のお店で、ディスプレーとして、装飾されている。

 十日から十七日までは、志摩市浜島町の合歓の郷で布の花展≠開催。バラをテーマに約百点を展示・即売する。



子育てを支え合う
支援担当者の研修
 子育て支援担当者らを対象にした公開講座が、このほど津市の県人権センターで開かれた。

 県子育て情報交流センターが、子育てを支えあう地域づくりをすすめるために、支援者研修として開催。市町村の担当者やシルバー人材センターの会員ら約八十人が参加した。

 関東学院大学人間環境学部・伊志嶺美津子教授が、「身近な人の取り組みがポイント」というテーマで講演。

 今どきの子育てでは、夫や家族、親どうしの行き違いなどで孤立し、重苦しいものがあると指摘。「完璧な人はいない、私たちにできるのは最善を尽くすこと」という「ノーバディズ・パーフェクト」の理念を、カナダの事例で紹介。移民が多い国だが、予防型の取り組みをしており、参加者らはメモを取って熱心に聞き入っていた。



書道の「楽書会」が作品展
藤澤青塘さんと門下生ら出品
 津市一志町の書家・藤澤青塘さんと門下生による書道展「第五十八回楽書会」が、このほど同市の三重画廊で開かれた。

 「楽しく書く」ことを目的に、毎年夏と冬に開く恒例の展覧会。今回は夏にふさわしい涼しげな「かな文字」がテーマ。石川啄木や与謝野晶子の詩など約四十点を展示した。

 幼稚園児から八十四歳までの作品がそろい、中には習い始めて三十五年というベテラン、師範となって教室を開いている門下生も。

 藤澤さんは「今まで続けられたのはみんなのおかげ。来年一月は一文字≠テーマにします」と話していた。



監視基地が新稼動へ
警備の強化で緊急対応
 国際警備保障三重支店(津市栄町)は、このほど緊急通報事業の監視センターを改修。先月二十四日から新たに「コールスコントロールセンター」として稼動した。

 一人暮らしのお年寄りなどの安否を、自宅に設置した端末機やセンサーで見守り、異常が発生すると同センターが緊急対応をするというシステム。

 平成四年に七十五台だった設置数は、五市一町約三千台まで拡大。監視室を増床し、大型スクリーンや受信機などを増設したほか、個人情報の漏えい防止のため、出入り口に指紋錠を取り付けた。

 遊佐芳夫支店長(56)は「センターのスタップは全員ホームヘルパー資格二級以上。今後は機動員の資格取得も進め、お年寄りの身になったサービスを提供したい」と話している。



県社協へ50万円を寄付
モバイル・コミュニケーション・ファンド
 NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド(東京都)は、このほど三重県社会福祉協議会へは寄付金を贈った。

 同法人は四年前、ドコモグループ九社が社会貢献のために設立。アジア私費留学生への奨学金や、市民団体、環境教育活動への助成などをしている。

 今回は社会福祉協議会等への助成事業として、NTTドコモ東海三重支店・中川泰敏支店長から森下達也同社協会長へ五十万円の目録を。

 平成十四年からの総額は三百万円になる。



シュガークラフト体験いかが
ツムラフラワーデザインで
 津市、鈴鹿市でフラワーアレンジなどを指導する「ツムラフラワーデザインスクール」=津村美香主宰=は、十月からシュガークラフトコースを開講。それに先立ち三十日、九月九日に体験レッスンを開く。

 砂糖で作る祝い用菓子で、英国では代々受け継がれる伝統的な習い事。その繊細さや華やかさは、王室結婚式のウェデングケーキで話題になった。

 ケーキのほか、花や季節に応じたデザイン、ブーケなどが作れ、数十年の長期保存が可能という。

 今回は、初心者でも簡単な花をあしらったベビーシューズ=写真=を作る。

 三十日=午後一時三十分と七時の二回、津市長岡町・緑の街▼来月九日=午後一時三十分から鈴鹿市・鈴鹿文化会館▼費用は資材費三千八百円。申し込みは電話で。締め切り二十七日。



セントレアやイタリア村へ
松阪市の旅行会社「福祉ツアー」を実施
 松阪市外五曲町の旅行会社、日本ユニバース観光は、お年寄りや体の不自由な人が一人でも参加できる「福祉ツアー」を企画。このほど中部国際空港(セントレア)や名古屋港イタリア村を巡る日帰り旅行を実施した。

 超高齢化、福祉社会を迎え、お年寄りや体の不自由な人の「気軽に出かけたい」という声を基に、同社とNPO法人日本介助専門員推進協会(津市本町)が協力したもので、業界でも珍しい試みという。

 県内の十八人が参加。添乗員含め、介助専門士の有資格者数名がスタッフとして同行したほか、旅客船乗り場や立ち寄り先のドライブインなどでも有資格者の従業員が対応し、参加者らは楽しいひとときを過ごした。

 小山貴美夫社長(54)は「この企画が旅行業界に広がってくれれば、社会全体にも思いやりの心が広がるのでは」と話していた。



パソコンでTシャツ作りを
津市 ITスキルアップ講座
 津市あのつ台、津市地域情報センターで、このほど「ITスキルアップ講座」が開かれた。

 昨年まで同市が実施していた「IT講習」を引き継ぐもので、初心者を対象に、三日間でパソコン操作技能の向上を図る。

 今回は、十八人の親子がオリジナルTシャツを作成。同市広明町、サンコンピュータビジネス専門学校・井上英之講師の指導で、画像処理ソフト・フォトショップを使い、画像の明るさや彩度の修正方法、文字の入力法などを習得。画像を転写シートに印刷し、アイロンプリントでTシャツに貼り付け、完成させた。

 同市上浜町、渥美奈央さん(11)は「基本操作だったので簡単でわかりやすく、面白かった。家族でなばなの里に行ったので、その写真を使って思い出にしたい」と話していた。 



 祭りの季節迎え最忙期
創業154年 伊勢市の岩田提灯店
 祭りのシーズンに入り、創業百五十四年の伊勢市船江、岩田提灯店は最忙期を迎えた。

 五代目の岩田茂男さん(64)と富子さん(56)夫婦は、竹ひごで骨を組んだり和紙を張ったりと、すべて手作業でちょうちんを作る。

 技術はすべて父・精七さん(故人)の仕事姿を見て学んだという。

 今年は、伊勢神宮の“お木曳き”の奉曳車を飾る千五、六百個を手がけた。夏になり、同市の東大淀町、村松町などから祭り用の依頼も入った。

 作品へ文字を書くため、茂男さんは三十年前から市内の教室で書道を習っている。

 「顔料での絵付けは独学なので苦労するが、会場を明るく彩られたらうれしい。張り替えも承ります」と話していた。 



母校の津高で里帰り講演
ハリウッドで活躍の横山智佐子さん
 ハリウッドでフィルムエディターとして活躍する横山智佐子さんの里帰り講演≠ェ、このほど津高校であった。

 同校では、「自分探し」と題して進路決定に役立つよう大学の模擬授業や、課外授業などのキャリア教育を。今回は夏休み企画で、三年生ら十数人が出席した。

 横山さんは津市出身で、昭和五十七年に同校を卒業。短大時代に観たヒッチコック監督の作品に感銘、
「映画を学びたい」と、お金を貯めて単身渡米。映画「SAYURI」や「グラディエーター」などの編集業務に携わり、今秋にはロサンゼルスに日本人向けのフィルムスクールを開校する。

 講演では、この道を志した動機やアメリカでの経験などを話し、「アメリカ、日本とかかわらず、一生懸命取り組んでいる人には目をかけてくれる。行動力が大事」と話した。



無料で禁煙相談室を開設
四日市の藤谷さんアドバイザーとして活動
 先月からたばこが値上り。これを機に、禁煙を考えている人はぜひどうぞ―。四日市市松本の小料理店「煙禁道(もくきんどう)・善兵衛」の店主・藤谷征靖さん(六八)は週に二回、無料の相談室を開設し、禁煙のサポートをしている。

 元教職員で一日にロングピース二箱を吸うヘビースモーカー=B四十四歳のとき、新しいたばこを買いに行くのが面倒で吸わずに一日を過ごした。これがきっかけで、この年の四月一日から禁煙している。

 当初、たばこを止めることは、恋人と別れるような寂しさがあったというが、家族の励ましなどが支えになったという。

 十年ほど前に、新聞で愛知県肺癌対策協会タバコ対策センターの禁煙アドバイザーを知り、登録。昨年八月からアドバイザー仲間と「禁煙の友全国会」をつくり、禁煙サポーターをしている。

 相談室は毎週月曜と水曜日で、電話相談も可能。止めるためと、継続するにはどうしたら良いかや、禁煙の楽しさなどを伝えている。

 「誕生日など、止めやすい日を決めて始めるのがポイント。相談のほか、友の会のメンバーも募集しています」と藤谷さんは話していた。

 (問)TEL059(352)5253



伝統工芸が一堂に
伊勢市で漆芸作品展
 伊勢市黒瀬町の生涯学習センターで、このほど漆芸作品展が開かれ、三日間で約千人が来場した。

 出品者は同市一之木、伊勢市工芸指導所で木村美登講師に漆技術を習う三十二人。地区の伝統工芸に親しみ、色彩など独特の風情を楽しんでいる。

 会場には、つややかな机や漆絵、赤色からすり減って黒色が出ている根来塗り弁当箱など、約三百点が並んだ。

 四年前から同所で習っている同市岩渕町、下野武久さん(75)は茶器を出品。「乾かす作業など制作に約一年かかるが、これからもどんどん作っていきたい」と話していた。



相互批評で一層上達
洋画グループ「四季」が作品展
 津市の洋画グループ「四季」の作品展が、このほど同市のポルタひさいで開かれた。

 同団体の前身は、二十年ほど前に久居中央公民館の講座としてスタート。その後に自主活動を。同市はじめ近隣地域の十二人が創作に励んでいる。

 趣味で絵を描く五十歳以上が中心で、ほとんどが画歴十年以上のベテランという。旅行先の風景や人物など計五十二点が並んだ。

 東順一郎代表(63)=同市戸木町=は「いつか全員が50号クラスの大作が出せるようになれば。互いに批評しあって作品を良くしている」と話していた。



 熊野古道に役立てて
第三銀行 東紀州活性化協へ寄付
 第三銀行(本店・松阪市京町)はこのほど、「熊野古道」の保全を目的とした寄付金の贈呈を県庁で行った。

 環境保全を配慮した活動を推進している同銀行。社会貢献として昨年度に引き続いて実施した「熊野古道定期」の預金残高に応じたもので、東紀州地域活性化事業推進協議会が活用する。

 同協議会を代表して野呂昭彦県知事が=写真堰≠ェ、谷川憲三頭取から百万円の目録を受け取った。



更生などの協力者に感謝状を
三重刑務所で贈呈式開く
 三重刑務所(津市修成町、島田佳雄所長)は、「社会を明るくする運動」に貢献した人たちの第五十六回感謝状贈呈式を同所で行った。

 同所の刑務作業運営や、収容者の更生指導などに長年にわたり協力した企業、個人に贈るもので、次の二企業、四個人が表彰された。

 このうち法務大臣表彰の鈴鹿市神戸、元刑務官・藤井弘さん(71)は、平成七年から収容者に川柳、詩などの指導を続けてきた。

 その他の受賞者は次の通り。

 【矯正管区長表彰】奈良県天理市、ミッドハーモニックオーケストラ。

 【三重刑務所長表彰】亀山市関町、清水工業有限会社▼愛知県知立市、蔭山英順さん(63)▼員弁郡東員町、佐々木淳成さん(51)▼松阪市平成町、森和英さん(53)



福祉専門学校で学習会
連合三重松阪多気の女性委
 連合三重松阪多気地域協議会の女性委員会(堀山勝代委員長)は、このほど松阪市若葉町の社会福祉法人・太陽の里、さわやか福祉専門学校で学習会をした。

 同協議会には五十六団体が所属。講演会や交流会などを開いており、今回は重要課題の一つ「介護」について学ぶため約二十五人が参加した。

 学校見学と講義のあと、体にマヒのある人を車いすへ移乗する実習を。同校講師から技術だけでなく、「何かするときは必ず声かけする」など、心構えの指導を受けたが、ある参加者は「本だけではわからないことを学べ、いい経験になった」と話していた。



メンバーみんなが講師
松阪 花岡パソコンクラブ
 松阪市大黒田町、花岡公民館で月に三回、特定の講師を持たない「花岡パソコンクラブ」が開かれている。

 会員は市内の三十八人。子育てが終わり、自分の時間が取れるようになった人たち。「大人の遊び」をモットーに、ノートパソコンを持参して活動(写真)している。

 五班に分かれ、毎月のクラブ新聞を作成する以外は、暑中見舞いや年賀状、カレンダー作りなど、好きなことをする。

 「孫とメールしたい」「いろんなことに挑戦してみたい」と、パソコンを始めたきっかけはいろいろ。

 目的も違うため文字を打つのがやっとの人、画像の加工ができる人など差が激しく、会員同士で助け合っている。

 代表の松田美知子さん(70)は「パソコンの機種も年代も違うのでアドバイスが大変だが、テーマを決めて何か作り、十一月に公民館が開く文化祭に出品したい」と話していた。 



仕掛け絵本を手作り
多気町立図書館 23人の親子が共同で
 多気郡多気町立図書館で、このほど手作り絵本教室が開かれた=写真。

 夏休みを利用し、二十三人の親子が共同で作業。五日間で五ページの飛び出す仕掛け絵本を完成させる。

 尾鷲市坂場西町、東勝美講師(58)の指導で、画用紙を切って動く車や扉などの仕掛けを作り、にじや花畑など思い思いの絵を描いていた。

 多くの小学生の親子連れの中に、孫や子のために制作に励む女性も見られた。小学四年生は「工作が好きで、夏休みの宿題に提出したい」と話していた。 



昭和初期の町を「温故知新」
「旧四日市を語る会」が第17集発刊
 市民団体「旧四日市を語る会」が、このほど収録誌第十七集を発行した。

 同会(事務局・四日市市八幡町)は昭和六十三年に発足。同市在住者や出身者など百三十人の会員が、昭和初期の旧四日市市の生活、地域の様子などを自分の体験を踏まえて話し合い、記録する活動をしてきた。

 これをまとめた同誌を毎年発行。今回は会員の回顧による当時のありさまを掲載。昨年、一昨年と取り組んだ商工業の変遷、昭和初期の復元図と合わせ三部作を締めくくった。

 岡野繁松代表(81)=写真=は「戦前のデータベースが出来上がったと思う。温故知新の意味で、昔の四日市の良き町、良き人情を知って新しいまちづくりに役立ててほしい」と話した。

 今後は戦後の町の移り変わりに取り組むという。

 三百部作成。希望者は岡野さんまで。一冊二千円(送料別途)。TEL059(353)0632

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