H17.11.23 第270号発行分

・県下3つの医療施設 最新装置「PET/CT」導入
・恩師の快気願い絵手紙千羽鶴を
・朗読録音奉仕校正者表彰
・身障者の移動を援助
・津で「おはなし劇場」
・県内の子育て情報誌が創刊
・「患者主体の医療」を前面に
・運輸局から2賞を受賞
・派遣スタッフ向けセミナー
・功労者・団体を表彰
・学園祭で日ごろの学習成果を発表
・平治のやがらずしを津名物に
・男子厨房に入るべし!
・鉄人レース世界大会で大健闘
・池山達さん(津市)も入選
・初の油彩画個展開く
・デイサービスで似顔絵奉仕
・新酒のシーズン到来
・絵と書で楽しく二人展
・県民共済が講演会
・四日市で「よさこい祭り」
・相田みつをカレンダー
・小さな親切運動本部が車いす、県生命保険協は福祉車両を寄贈
・「伝えたいこと、訴えたいこと」


県下3つの医療施設 最新装置「PET/CT」導入
がんの早期発見に有効
松阪、津、鈴鹿で稼動 検診専用のセンター設立も
 “がん”の早期発見に威力を発揮する最新式の医療機器が、このほど県内三つの医療施設に導入された。検診専用のセンターも設立され、ガンの早期発見と治療に役立っている。

 済生会松阪総合病院(松阪市朝日町)はさる五月、健康診断専門の施設・みえPETがん診断センターを開設。同時に、最先端のがん診断装置「PET/CT」を備えた。

 センターは鉄筋コンクリートの地上四階建てで、敷地面積は三千二十平方b。医師、薬剤師など専門スタッフ十五人を常時配属。PET/CT二台と検査薬の合成装置も備えている。

 この機器は一台約五億円。ブドウ糖を栄養源に成長するがん細胞の性質を利用してこれを発見する。

 検診時に、ブドウ糖に似た放射線薬剤を注射。細胞がその薬剤を取り込み、放出するガンマ線をPETで捕える。それを画像化、どこに多くの検査薬が集まっているかで、がんの位置を確認する。

 頭からひざまでの検査が一度に可能。一a程度のものも発見でき、CT機能による合成画像でより正確な診断ができる。

 センター建設のさい、検査時の放射線の量、漏れがないかなど、文部科学省による厳しい規制に合格。最新装置の導入に向け、スタッフも動き出した。

 奥山徳和・診療放射線技師(52)は、この機器を扱う資格を取得するため大阪府で講習、PETを使った総合検診センター・東天満クリニック(同府)へ医師らと交代で出かけて実地研修を続けた。

 同センターの検診利用件数はすでに七百八十五件にのぼり、八件のがんを確定。異常が見つかり、受診を勧めたのは八十四例あるという。

 県内はじめ青森県や鹿児島県からホームページなどを見て訪れたり、他の病院の紹介で検査を受けた患者もいる。

 寺田尚弘センター長(48)は「がんは早期発見すれば九割が治る。診断精度を上げるため、臓器別の検診とPET/CT検診を組み合わせ、健康増進に役立てたい」と話している。

 津市の三重大附属病院(内田淳正院長)でも九月から同装置一台を稼働。旧国立大では東海地方で初の導入。がんの疑いがある患者の検査、一般の検診に利用。月二回の土曜日に行っている。

 小田嶋真由美・診療放射線技師(39)は「腫瘍(しゅよう)に対し、年一回のPET/CTでの全身検査が有効的」という。

 鈴鹿市平田、塩川病院(伊部敏雄院長)は八月から稼働。健康な人は薬のにおいのしない所で検診するため専用のフロアを設置。

 田中彩子理事長(55)は「治療よりも予防の時代。横になるだけで体に負担がかからない楽な検診。病気の手遅れを防ぎたい」と話す。

 藤森健而・済生会松阪総合病院長(65)の話

 PET/CTを通じ、多くの医療機関と密接なつながりを持ち、検査センターとして共同利用できる体制を充実させたい。がんの早期発見・治療に全力で取り組み、地球に貢献したい。



恩師の快気願い絵手紙千羽鶴を
松阪の岡田さん・鈴鹿の荒木さん
熱い思い込め作品展
 先生、早く元気になって―。二人の女性が恩師の病気回復を願って折り続けた“絵手紙の千羽づる”。元気になった恩師の勧めで、このほど津市の県文化会館で「千羽鶴に願いを込めて絵手紙展」を開いた。

 二人は絵手紙講師の松阪市古井町、岡田由佳さん(37)と鈴鹿市白子、荒木万里さん(42)。絵手紙の創始者で、日本絵手紙協会会長の小池邦夫先生=東京都在住=に師事している。

 三年前、先生が病気になり「何か自分たちに出来ることはないか」と千羽づるを思いついた。互いに絵手紙を送り合い、それを一日一羽ずつ二年間、折り続けた。

 出来上がった千羽づるは、今年五月に富山県で開かれた全国交流大会で披露され、元気になった先生も出席。喜びの声とともに「祈りが込められた絵手紙。三重県の人にもぜひ見てもらったら」と勧められた。

 会場には折りが解かれ、十九冊の画帳になった千羽づる、先生のお礼の巻紙、はがきなどを展示。愛好家でにぎわった。

 「挫折しそうな時もあったが、二人だからやり遂げられた。先生の姿を見た時は感動して涙が出ました」(岡田さん)、「思いが強ければ、願いは必ずかなうんだと感じました」(荒木さん)と話していた。



朗読録音奉仕校正者表彰
鈴の音会 井上苑枝さんが受賞
 音訳ボランティアグループ「鈴の音会」のメンバー井上苑枝さん(57)=鈴鹿市白子=は、音訳を続けて三十年。このほど鉄道弘済会、日本盲人福祉委員会主催の第三十五回記念朗読録音奉仕者感謝の集いで「朗読録音奉仕校正者表彰」を受けた。

 高校・大学時代、部活で児童施設へ人形劇の慰問を。卒業後も奉仕活動を続け、鈴鹿市に転居してから同グループに参加。音訳は大学時代、目に不自由な仲間と出会ったことがきっかけだったという。

 文字を音に変換するだけでなく、内容を正確に音で伝えることが重要。依頼者からの文庫本、問題集、学校案内などを直接手がけたり、点字図書館などへの納品、会員らのテープ校正、点訳講座の講師もしている。

 最近はパソコン編集で、CDに収めるデイジー図書も手掛けており、「賞を頂いたことに感謝し、かかわっている人に還元していきたい」と話している。


身障者の移動を援助
介護従業者の養成講座開く
 津市栄町、介護労働安定センター三重支部の「平成十七年度第一回身体障害者移動介護従業者(ガイドヘルパー)養成講習会」がこのほど開かれ、三十九人が修了した。

 野外を一人で移動することが難しい重度身体障害者の外出を介助する資格。スキル向上のため福祉施設で働く介護福祉士や介護職希望者などが受講した。

 四日間の日程で全身障害者、視覚障害者の二課程を習得。最終日には、NPO法人アイパートナー(津市)の前川健一さんらの指導でエスカレーター、バス、電車の乗降などの実習をした。

 二回目の講座は来年二月下旬の予定。



津で「おはなし劇場」
子どもらに本の楽しさを
 津市PTA連合会(津市西丸之内、清水正澄会長)は、このほど同市一身田の県人権センターで「おはなし劇場」を開いた。

 絵本の読み聞かせを通じ、子どもの読書への親しみと、親子のコミュニケーションを図るのが目的で、今回で二回目。

 絵本作家・松本弘子さん(64)=同市緑が丘=の巨大絵本の読み聞かせや、同会員十人が紙芝居を披露。会場は約五百人の笑い声や驚きの声でにぎわった。

 参加した松田優花さん(9つ)=同市白塚町=は「いろいろ本を読んでいるけれど、初めて聞く話ばかりで楽しかった」と話していた。



県内の子育て情報誌が創刊
公園や子ども服ショップなど紹介
 県内の子育て情報誌「ワイヤーママ三重」が、さる十月に創刊。ホームページと連動し“三重のママ”の声を生かした育児情報を掲載する。

 創刊号は二十六カ所の公園を特集。各地の子供服ショップ、秋のイベントなどを取り上げた。

 二児の父である塚本誠代表(36)は、育児に奔走する妻の姿を通して苦労と情報のなさを痛感。「引っ越して来て孤立するお母さん、育児に不安を抱えるお母さんを結んで、育児の楽しい三重県にしたい」と発刊を決めたという。

 経営母体は伊勢市宮後二の印刷会社、千巻印刷産業。口コミと投稿を基に紙面展開する。六月からの情報交換ホームページには会員から多くの情報が寄せられ、交流の場になっている。

 A4判、八十四n。三百八十円。主要書店や一部のコンビニエンスストアなどで販売。次号は来月十四日の発売。



「患者主体の医療」を前面に
四日市に主体会病院が開院
食事など入院環境を改善
回復期リハビリ病棟も設置
 四日市市城北町、医療法人・社団主体会(川村陽一理事長)は、従来の川村第一病院の老朽化などに伴い、さる一日に主体会病院を開院した。同病院に隣接する川村病院は改修、来年三月ごろ本館に生まれ変わる。

 他の病院との連携を図り、急性期治療を終えた患者の受け入れや、必要な時に検査を受けられるよう地域の開業医とも協力。患者が主体となる医療をめざしている。

 県内では珍しい回復期リハビリ病棟を設置。透析治療の機器も全て一新し、CT、MRIともに最新機器を導入した。

 一方、全個室には車いす対応トイレ、シャワールームを設け、窓辺はカーテンに替えて障子にするなど和室の雰囲気で、広さにゆとりをもたせた。

食の部分を大事にするため各階には、パントリーも設けた。厨房で一次調理を終えた食事の二次調理を施す場で、冷めることなく患者に提供できるという。

 川村理事長は「患者主体の医療として、入院環境が少しでも快適になるよう工夫しました。福祉施設との連携もスムーズにできます」と話している。



運輸局から2賞を受賞
三重名鉄タクシー 森本社長と整備工場
 三重名鉄タクシー(本社・松阪市末広町)の森本臣紀取締役社長(64)は、このほどタクシー事業の役員功労者として中部運輸局長から表彰された。

 約四十年間タクシー事業に携わり、東海地方で初めて代行運転サービスを導入。このほかリフト車両や六十五歳以上の利用者に料金を一割引きする「高齢者会員制度」、子どもたちの登下校の安全を守る「自転車配送」などを実施。地域に密着した事業を進めた。

 森本社長は「これからも新しいことにチャレンジし、安全安心なタクシー会社をめざします」と話している。

 また、さる十六日には、同社整備工場が中部運輸局の優良事業者表彰を受賞。自動車整備技術、事業内容が優秀だったことが評価された。



派遣スタッフ向けセミナー
松阪市のジェントリーが企画・開催
 松阪市黒田町のジェントリー(伊藤正憲社長)は、派遣スタッフを対象にしたセミナーをこのほど同市産業振興センターで開いた。

 スタッフ同士の親交と、派遣先で質の良いサービスが提供できるよう企画。

 香取感動マネジメントの香取貴信代表取締役(34)=東京都=が「私の体験したディズニーマジック・感動を呼ぶサービス」と題して講演した。

 高校時代から東京ディズニーランドでアルバイトを始め「シンデレラ城」や「ジャングルクルーズ」などのアトラクションを担当。

 「働く上で厳しい場所だったが、すべてはお客さまのため。あいさつ、掃除、返事、思いやりの人として当たり前のことを徹底しているのがディズニーランドのサービス。今できることを精いっぱいすることが大切」などと話していた。



功労者・団体を表彰
県社会福祉大会開く
 県社会福祉協議会(土井八郎兵衛会長)と県共同募金会(武村洋子会長)は、このほど津市の県文化会館で「第五十四回三重県社会福祉大会」を開き、社会福祉功労者・団体を表彰した。

 毎年、社会福祉増進や共同募金運動の推進などに長年携わった個人・団体を表彰、協力援助した個人・団体に感謝状を贈っている。

 今年の県社協会長表彰は「民生委員・児童委員功労者」の部で伊藤三枝さん(亀山市)ら二十九人、「社会福祉施設功労者」の部で小柴文一さん(津市、トマト)ら二十五人、「社会福祉団体功労者」の部で花井喜正さん(木曽岬町、木曽岬町社協)ら十一人が受賞、宮川小児童会ら三団体一個人に感謝状を。

 県共同募金会長表彰では「共同募金運動奉仕功労者」の部で丹羽弘一さん(津市)ら八人、「同優良地区・団体」の部で津商業高ボランティア同好会(津市)ら四団体を表彰、篤志寄付者三十九人に感謝状を贈った。

 このあとルーテル学院大・総合人間学部社会福祉学科の和田敏明教授が「社会福祉の新しい道を拓く地域福祉」をテーマに講演した。



学園祭で日ごろの学習成果を発表
旭理容美容専門学校
 学校法人・長谷川学園、旭理容美容専門学校(津市上浜町、長谷川早苗校長)の第六回学園祭が、このほど津市の県文化会館で盛大に開かれた。

 同校学友会、学園祭実行委が毎年主催し、今年は「旭ISM〜想像→創造→装増〜」がテーマ。美容科一年、新理容科一・二年、美容科二年、それぞれによるヘアアンドファッションショーと、学生たちのパフォーマンスステージ、「ミス・ミスター旭」発表、作品展示などが行われた。

 このうち美容科二年のショーは三部構成の物語風に。ジャングルや海賊、ウエスタンをイメージ。構想から衣裳製作などの準備は放課後や授業の合間をぬって進めた。役づくりのために体を鍛えたり、ひげを伸ばした学生も。本番ではカット対決もあり、保護者や高校生ら来場者を魅了した。

 展示コーナーでは、日本美容技術学生大会で最優秀賞を取ったネイル作品や、ビダルサスーンスクールシップカットコンテストで入賞したカットをウイッグで再現したものも披露した。



平治のやがらずしを津名物に
大寿司の松田春喜さんが企画
 津市雲出本郷町、大寿司・松田春喜店主(55)は、阿漕平治物語で知られる魚・ヤガラを使ったすしを“津の名物”にしようと取り組んでいる。

 津の伝承と連係、歴史と共に伝えていくため全国観光土産品連盟(細田安兵衛会長)から今年度の推奨観光土産品の認定も受けた。

 ネタの赤ヤガラは、北牟婁郡紀北町から週に二度ほど仕入れる。一度に揚がるのは二、三匹と希少で、十月から半年間しか捕れない。

 淡泊な味で、昆布じめで握ると身が締まり、日持ちするという。

 市内のどこのすし店でも食べられるようにするため、松田さんはすし組合の青年部にも調理方法を指導している。

 「お客さんのほとんどが“初めて食べる味”と、喜んでくれる。今後は包装紙も作り、津の土産品として定着させたい」と話していた。



男子厨房に入るべし!
四日市で「おとこの料理教室」
手打ちうどん作りに挑戦
来月はおせち料理を
 男性を対象にした「男子厨房に入るべし!おとこの料理教室」が、このほど四日市市室山町、四郷地区市民センターで開かれ、二十一人が参加した。

 積極的に料理を覚えてもらうため同センターが企画。女性が多い教室には行きづらいという人にも好評で、今年で四回目。

 三回シリーズで初日は中華料理のギョウザなどを。二日目は手打ちうどんを体験した。

 うどんやそば打ちを趣味でする小林隆郎さん(64)=同市智積町=が講師になり、生地作りから指導。生地を柔らかくするために足踏みなどの工夫も。こねたり、麺棒で力強く伸ばす作業に汗を流した。

 来月十七日の最終日には初めての企画で、数種類のおせち料理を作る。

 参加した同市山手町、竹田悟さん(68)は、「自分たちで作ったものはおいしいですね。次回のおせちも期待しています」と話していた。



鉄人レース世界大会で大健闘
四日市南消防署 森下泰秀さんが6位
 四日市南消防署の消防士・森下泰秀さん(38)=同市小古曽=は、先月、ホノルルでのトライアスロン世界選手権大会に日本代表として出場、六位に入賞した。

 水泳や水球をしていたスポーツマンで、二十歳から競技を始めた。休日や出勤前などの時間に毎日、自転車六十―七十`、ランニング十―十五`、水泳は市内のスポーツクラブで三―五`の練習をしている。

 これまで数々の大会に出場。悔しさも体験したが、四年前の長良川国際トライアスロン大会で念願の初優勝。二〇〇三年度のエイジグループポイントランキングでアマチュア1位になり、昨年も日本代表としてニュージーランドの大会に出た。

 今回も二〇〇四年度の同ランキング一位だったためで、二回目の代表。競技は水泳一・五`、自転車四十`、ランニング十`の計五十一・五`。三十五−三十九歳の部には十七カ国から百二十四人出場。その中で2時間1分36秒で入賞した。

 「今回は目標を持って出たが、普段通りに出来たことがいい結果になった」と話していた。



池山達さん(津市)も入選
「全国まんが税金展」で
 津市丸之内、池山達さん(79)が描いた漫画「5%の平次だ」が、このほど全国まんが税金展で入選した。

 全国から二千二百一点の応募があり、はらたいら審査委員長の選考で、入選二十点の中に選ばれた。

 三重県警本部の警察官だった池山さんは、同県警の機関紙「あさあけ」で漫画の連載経験がある。

 今回は、おかっぴきの平次が、五円玉を投げて脱税者を捕まえる一コマ漫画を描いて応募。わかりやすくてユーモアがあり、税金を身近に感じられる作品に仕上げた。

 「年金生活を送り、税のありがたさを実感。作品を通じ、スムーズに納税してもらえたら」と池山さんは話していた。



初の油彩画個展開く
一志町の長谷川さん 花や風景など20点を
 一志郡一志町高野、長谷川實さん(67)が、このほど同町の松尾表具店ギャラリーで初の油彩画展を開いた。

 十数年前から久居市の絵画教室で研さんを積み、グループ展などで活動。最近は精力的に作品を発表し、県展や市展などで入選している。

 会場には四季の花々や風景、祭りを題材にした力作二十点を展示。初個展を祝うため、同級生や教室の仲間ら多くの人が来場した。

 長谷川さんは「自由でこだわらないのがわたしの作風。考えを表現するような創作的なものを描いていきたい」と話していた。

 来年一月十日から十五日まで同所で、長年収集してきた器を展示する「暮らしに活かす器展」を催す。漆器を中心に陶器、ガラス器など数十点。伝統的な器の気軽な楽しみ方を提案するという。



デイサービスで似顔絵奉仕
水墨画家の李辛さん 利用者ら大満足の笑顔
 四日市市清水町、水墨画家・李辛(りしん)さん(47)は、このほど津市半田のデイサービス・ぬくもりの利用者へ似顔絵を贈った。

 中国湖北省出身。西安美術大中国画学部を卒業、美術出版社に勤務したあと静岡大大学院へ進学。数々の公募展で入賞したり、個展を開くなど創作活動を続け、四年前に日本に永住した。

「面白く楽しく自由に表現できる水墨画」が理論で、四日市市と津市で教室を開いている。

 同施設への訪問は二回目。一人ひとりを目の前でスケッチし、二、三分で作品を仕上げてプレゼント。利用者は「こんなにきれいに描いてくれ、うれしい」、「家に飾っていつまでも元気でいます」と満足げだった。

 また、さる一日から六日まで津駅前のギャラリーアスト1で画業三十周年記念の個展も開催。

 故郷の名山「黄山」や梅の花、人物画など約二十点を展示。似顔絵や芸術印鑑の実演もした。



新酒のシーズン到来
油正が「初しぼり」を販売 久居
 久居市本町の酒造会社、油正(川端治夫社長)で、このほど新酒の「初しぼり」が誕生。今月から各地の酒販店で販売が始まった。

 今秋収穫された県産米のキヌヒカリと、布引山系の伏流水を原料に十月一日から仕込みを。杜氏の中井義雄さん(69)と蔵人二人が丹精込めて造った新酒で「米質が固かったが、その分さわやかな味になった」という。

 中井さんは十一年前から同社酒蔵の蔵人で、今年初めて杜氏を務めた。滋賀県の酒蔵で三十数年の経験があり「責任ある仕事。出来に満足しています」と笑顔を。

 川端社長は「香りが良い。地元の米、水でできた酒を楽しんでほしい」と話していた。

 価格は一・八リットル入り二千三百十円。このほか本醸造仕込み(同、二千六百二十五円)などの“初しぼりシリーズ”を来年三月末まで二万本出荷する。



絵と書で楽しく二人展
久居市 西田香夫、幸子さん夫妻
 久居市北口町、西田香夫さん(57)幸子さん(57)夫妻が、このほど津市の三重画廊で二人展を開いた。

 老後を楽しむため趣味を持とうと、十数年前から夫は絵を、妻は書を津市八町の漣塾で習っている。

 初めての展覧会で、それぞれが描きためた作品約三十点ずつと、絵と書が一つになった合作四点を展示した。

 アクリル絵の具の抽象画と、墨を使った文字が中心。

 二人は「作品に共感してくれる来場者の声が聞けて嬉しかった。今後も肩ひじ張らず、楽しんで製作を続けたい」と話していた。



県民共済が講演会
来月10日に加入者を対象に
 三重県民共済生活共同組合(津市羽所町)は、加入者を対象にした「ファイナンシャルプランナー講演会」を来月十日午前十時十分から安芸郡芸濃町の町総合文化センターで開く。

 講師は生活設計塾クルー取締役の清水香さん(東京都)。大学卒業後、生損保代理店業務の傍らFP業務をし、四年前に独立。一般生活者へのコンサルティングをする一方、大学、研修センターでの講演や執筆業をしている。

 今回は「本当に必要な保障とは?」がテーマ。聴講無料で定員四百人。

 申し込みは、加入者番号、氏名、住所、電話番号、申し込み人数を明記の上、はがき・FAXで。あて先は〒514−0009 津市羽所町601アカツカビル2F、三重県民共済総合企画部「FP講演会」係。FAXは059(221)3532。先着順に入場券を送付、締め切りは三十日。

 (問)TEL059(221)3530(平日午前九時から午後五時まで)。 



四日市で「よさこい祭り」
県内外の56チームが自慢の踊り披露
 最近、全国各地で踊られている“よさこい踊り”。約五十年前に高知県で始まり、手に鳴子を持つのが特徴の一つとされる「よさこい祭り」が発祥という。平成四年には北海道札幌市でソーラン節と融合させた「YOSAKOIソーラン祭り」が開催。チームごとに創作された踊りが好評で、全国各地でよさこい系の踊りが広がっている。

 四日市市でもこのほど、市街地の活性化などを目的に、「第一回四日市よさこい祭り やったろ舞」が開かれ、県内外の五十六チームが踊りを披露した。

 パレードを含め、市内四会場で各チームが交代で演舞し、その団結力と迫力に観客たちも見入っていた。



相田みつをカレンダー
予約販売を受け付け中
 「相田みつを文庫」では、2006年版オリジナルカレンダー三種類=写真=の予約販売を受け付けている。  

 相田みつを美術館(東京銀座)のオリジナル。みつを氏の飾らない言葉や詩、独特の温かい字体が魅力で、毎年楽しみに購入するファンも多い。クリスマスプレゼントやちょっとした贈り物にも最適。

 今回は、ろうけつの「ひとつの事でも」(一月)や「いろいろあるんだな」(九月)など十二点を収録している。

 ▼レギュラー(中)=縦46・5センチ×横36・5センチ。1680円

 ▼中型(右)=見開き縦46センチ×横23センチ。中とじ二つ折り。1000円。

 ▼卓上(左)=縦12センチ×横12センチ。924円。

 限定商品のため早めに各店へ申し込みを。締め切りは三十日。

 相田みつを文庫

 ・四日市店(理工産業)    TEL:0593(51)1651

 ・津店(理工産業津営業所) TEL:059(225)6251

 ・松阪店(情報館太陽)    TEL:0598(51)4312



小さな親切運動本部が車いす、県生命保険協は福祉車両を寄贈
 小さな親切運動本部(東京都)は、このほど同団体の三重県本部(飯田俊司代表)を通じ、県内のグループホームに車いす七台を贈った。

 身体の不自由な人やお年寄りが積極的に社会参加できるよう、全国的に車いす寄贈運動を展開。今年で六回目、累計三十九台にのぼる。

 贈呈式では、県本部・北出正之事務局長から各施設の職員へ目録を手渡し、代表でグループホームわらべ長寿園(尾鷲市)の石塚昇二さんが謝辞を述べた。

 一方、県生命保険協会(宮南潔代表)は、四日市、伊勢、伊賀市の社会福祉協議会へ福祉巡回車を寄贈した。平成三年から毎年、県内の社協へ贈っており、累計で四十八台となった。


「伝えたいこと、訴えたいこと」
人生の体験作文を募集
 家庭や職場での介護、青少年問題、子育て、仕事などで、社会や若い人たちに「伝えたいこと、訴えたいこと」を一般から募集します。

 審査のうえ、優れた作品は、“心の指針”として発表会で披露。賞状と記念品などを贈ります。

 ◆応募規定 テーマは自由。体験作文、随筆のほか短歌、俳句、川柳も可。文章は四百字詰め原稿用紙四枚以内。

 ◆締め切り 12月28日必着

 ◆送り先 〒515−0014 松阪市若葉町80−5 社会福祉法人・太陽の里、さわやか福祉専門学校「体験作文募集係」。(FAX・メールも可)

 TEL=0598(50)3455 FAX=0598(50)3443。

 共催 学校法人・太陽学園、サンコンピュータビジネス専門学校、東海経済新聞社 その他


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