数カ月前から、熱中していることがあります。それは和太鼓=B津商工会議所青年部「元気玉協力会」のメンバーとして練習。
 先日、津市のイベント・津まつりにもメンバーとして初めて参加しました

 ▼和太鼓をはじめたのは小学二年のころ。七、八年続けてきましたが中断。社会人になってから「体を動かし、郷土芸能にも役立つかもー」と再度チャレンジしました

 ▼同市にはさまざまな郷土芸能がありますが、同グループもその一つ。祭りで使う山車の上には「元気玉」という元気を象徴したシンボルがあります。これは江戸時代、津のまちで疫病退散≠願ってつくられたもので、永く同市西町の人々によって守られてきたそうです

 ▼けれど戦争によって姿を消してしまい、平成十年に同青年部が現在の疫病といわれる不景気≠フ退散願って復活しました。「商売繁盛!元気の玉や!笑う門には福来る!」と、掛け声を出しながら、津の町の繁栄を祈って演奏しています

 ▼太鼓の響きは、たたく人にも聞く人にも、元気な気分にさせてくれ、すばらしい芸能だと思います

 ▼曲を覚えるまでは大変でいしたが、その達成感にやりがいを感じています。祭りの前には、自主練習もありますが、普段は週に一度の練習。その日がとても待ち遠しい最近です

 ▼和太鼓を通じて、一つの事に打ち込むこと、多くの人に出会い、ふれあうことなど、様々な体験を得ています。これからも新たな趣味を人生の伴りょ≠ニして、持続していきたいと思っています。

(木下 英里)


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