市民マラソンに参加して二年目。昨年は五つの大会に挑戦したが、今年はすでに四つ。今はこれが一番の楽しみなのかも…

▼始めたきっかけはスポーツクラブ仲間からの勧め。速い人ばかりでなかなか追いつけないが、「大会でいいタイムを出したい。将来はフルマラソンに出たい」という目標と夢もあるが、やめられないもう一つの魅力。それは、出場者との再会や出会いなどのふれあいの中にいくつもの新たな感動≠ェあること

 ▼市民マラソンは、行政はもちろん大勢のボランティアが支えている。当初は気にも留めなかったが、事前にコースを下見、距離を確認してするなど、目に見えない裏方さんの力≠熬mった

 ▼昨年秋に、岐阜県揖斐川町で開かれた「いびがわマラソン」。沿道では地域住民をはじめ、園児や小・中学生がクラス単位で「頑張って!」と声援を送ってくれ、町をあげての応援は心強かった。給水地点ではボランティアの中学生たち励ましながらドリンクなどを提供。心温まる活動を

 ▼一方、一月に亀山市であった「かめやま江戸の道<Vティマラソン」は、坂道が多くて中盤に失速。後方から走ってきたオジさんが「頑張ろう!」と声を掛けてくれた。この励ましが昨年の大会よりいいタイムに結びついた。感謝しています

 ▼人と出会い、会話の中から教訓を得たり、生き方のプラスになることもたくさんある。その収穫≠逃さないよう「一期一会」の言葉を心に刻んでいきたい。

(内田 敬子)

H19.3.14 第290号


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