社会福祉法人 さくら福祉会
 老人保健施設さくらんぼ
 松阪市飯南町粥見
 TEL0598(32)5151


利用者の意思を尊重



 県立飯南高校前にあり、法人は昭和五十一年にさくら保育園(同市桜町)を開園したのが始まり。


 理念は「共に育ち、共に創り、共に生きる」。老人施設は同五十七年からで、介護保険導入を前に施設を充実。市内に特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、在宅介護支援センター、グループホーム、指定居宅介護支援事務所、ヘルパーステーションなどがある。


 「さくらんぼ」は、定員百人。従来の介護方法だとおむつ交換や入浴など日常生活の中で待ち時間が生じるため生活単位を四つに分け、「心に寄り添うユニットケア」を採用。職員と入居者一人ひとりのかかわる時間が増え、人間関係が築きやすくなった。


 個別ケアも残存機能を生かした方法。職員が動かせば30秒で済んでも、本人の意思があれば見守り、サポートするケアを。時間もかかるが、利用者の尊厳を大切にした介護に心がけている。


 施設内にはリハビリできる特殊稼動床プールを完備。食事もムース食を取り入れ、目で楽しめるよう工夫をしている。


 レクリエーションは、保育園児との交流や季節感のあるものを選択。来月五日には、特養さくら園(同市下蛸路町)で初盆供養も兼ねた「第二十四回夏祭り花火大会」を開催。例年約二千人が集まり、スターマインをスタートに、メッセージを添えた花火も打ち上げる。


 久野美文理事長(四七)の話 本年度、法人では県の委託を受け、認知症介護実践研修を実施します。介護の実績と経験を生かし、地域密着サービスを積極的に行っていきたい。


H18.7.26 第281号


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