インディアカ の ル−ル


 【概 要】 

                    
  羽根でついたボール(インデイアカ)を、6人制バレーボールのルールに準じ て素手で打ち あうゲーム。
  専用ボール「インデイアカ」は、羽根つきの羽根を大きくしたような形をして おり、素手で打 つ所は、平たくて、やわらかいスポンジでできている。
  そのため、突き指の心配もなく、バレボールに比べて恐怖感が少なく、球技に 不慣れな人 でもゲームを楽しむことができる。
  3セットマッチで、2セット先取したチ−ムを勝ちとする。 
 1セット(15点先取)行うのに10〜20分程度の時間がかかる。 

【場  所】                       
  体育館やグランドなどで行い、風の強い場合は屋外でのプレイは難しい。
 コートはバドミントンのコートの外側ラインを利用するとよい。(コートの広さ は、長さ13.40m、幅6.10mです。)

【用 具】                           
  1.インデイアカ・・・平たいボールに、赤い羽根がついている。羽根の部分   が傷んだときは黒い軸の部分をはずし、スペアの羽根と交換する。
    羽根は、全長25c皿、重さ50g。
  2.インディアカ用支柱・‥バドミントンの支柱に補助ポールをかぶせ、女子   は1.85m、男子および混合は、2.00mの高さにする。
  3.ネット…バドミントン用のネットを使用する。
  4.その他…ホイッスル、審判台、得点板、線審用小旗など。
   
【人 数】
   4人対4人で行う。
   サ−ブはアンダーハンド。

【方  法】 
  1.インデイアカを自陣コート内の床面に落とさないようにし、ネットを越し   てお互いに打ちあう。
  2.ジャンケン(トス)で勝ったチームが、サービスかコートのいずれかを選   択する。
  3.各セットは15点先取とする。14対14になったらジュ−スとなり、その後2点   勝ち越したチームが勝者となる。

  4.コートはセットごとに交替する。ただし、第3セットは、いずれかのチーム   が8点先取したとき交替する。そのときサービズ権は移行せず、交替時のま   ま行う。
  
【サービス】
  1.インデイアカをトスし、アンダーハンドで相手コート内に打ち込みます。  
  2.サービスは1回とします。ただし、ネットに触れて相手側のコートに入づた時は、
    やり直すことができます。

【位置の移動】  
  1.サ−ビス権を得たチ−ムは、直ちに時計の針と同じ方向へ、メンバーの位置を一つ
    ずつ移動します。(ローテーション)
  
【タイムアウト】         
  1.競技者交代のタイムアウト…1セット3回までとることができます。交代する競技者は、
                       抜けた競技者の位置に入ります。
  2.休息のタイムアウト‥・1セット1回、30秒までとることができます。
  3.セット問のタイムアウト…セット間に、2分間のタイムアウトをおきます。

【打球許容回数】
   インデイアカは、3回以内のプレイによって、相手側のコートに打ち返さなければなり
  ません。
   ただし、インデイアカがネットに触れたときは、さらにもう1回だけプレイすることができ
  ます。

【ポイント】
   サービス権を持っていないチームは、ポイントを得ることができません。
   以下の場合、サービス権を持っているチームは、サービス権を失います。サービス権
  を持っていないチームは、相手に1点を与えます。

  @ インデイアカが、地表に触れたとき。
  A、同一チ−ムの競技者が、4回以上続けてプレイしたとき。(オーバータイムス)
  B インデイアカが、競技者の手あるいは腕などに静止したとき。すくったり、持ち上げ
    たりして、明瞭に打たなかったとき。(ホールディング)
  C インデイアカを、ひじより先の部位以外でプレイしたとき。
  D 同一競技者が、2回以上続けてインデイアカにふれたとき。(ドリブル)
  E サーバーを除く競技者が、サービス時にコート外にでていたとき。 
  F インプレーの状態にあるとき、競技者の身体または衣服がネットにふれたとき(タッチ
     ネット)
  G ネットを越えて、相手側のコートにあるインデイアカに触れたとき。(オーバーネット)
  H インデイアカが、ネットの上を完全に通過しなかったとき。

                                            以    上