グランドゴルフ のル−ル


【概  要】 
  木製の専用クラブで、直径6cmのボールを打ち、立てたホールポストの金属の
  輪に、何打で入れるかを競うゲームです。
   個人と団体の両方で競技できる。1チームは通常6人1チームです。
   ルールは、ゴルフに準ずる。 

【場  所】
   運動場、河川敷、公園、庭など。専用コート、グラウンド、公園、空き地などで行う。
   コースはプレーする場所や人数・技能の条件によって、距離やポストの数を変える。

  標準コース‥・ ホールポストは、内回りコース4ポスト、外回りコース4ポスト、計8ポス
  トを原則とします。

【用  具】
   1.クラブ・・・長さ83cm、(子ども用73cm)
   2.ボ−ル・‥直径6cmの木製または合成樹脂のもの。ボールのカラーとクラブの
     グリップカラーが同色です。
   3.ホールポスト…旗を付ける。旗にはホールナンバーを示す番号が表示されている
     のが望ましい。
   4.スタートマット…ポールを置く。ホールナンバーが表示されているのが望ましい。

【方  法】
  1.エチケット
   (1)自分のプレーが終了したら、すみやかに次のプレーヤーの妨げにならない場所に
      移る。
   (2)打つ前後に、話したり、ボールやホールポストの近くに、あるいはボールまたは
      ポストの前後に立ったりしてはいけない。また、先行しているグループが終るまで、
      ボ−ルを打ってはいけない。
   (3)自分の作った穴や足跡を全部直していかなければならない。
  2.競技に関する規則
   (1)ゲーム
     所定のボールを決められた打順に従って、スタートマットから打ち始め、ホールポス
      トに入るまでの打順を競う。
     ホールポストに入って、静止した状態を「トマリ」と呼ぶ。
   (2)競技中の練習 
      競技中は、どのような打球練習も認められない。反則は、1打付加する。
   (3)援助 
     プレーヤーは打つとき物理的援助、あるいは風雨の援助を求めたり、受たりしては
     ならない。反則は、1打付加する。
   (4)ボールはあるがままの状態で競技します。
     ボールが長い草、または木の茂みなどの中にあるときは、ボールの所在と、自分の
     ボールであることを確かめる限度内で、これらのもの古手触れてもかまわない。
     ただし、草を刈ったり、木の枝を折ったりしてはいけない。反則は、1打付加する。
   (5)ボールの打ち方
     @ プレーヤーが1打で、ボールを2回打ったときは、2打と数える。ただし空振りは、
        打数に数えない。
     A プレーヤーは、打つときに地面をしっかり踏むことができるが、足場を人工的に
        木などでつくってはいけない。反則は、1打付加する。
   (6)紛失ボールとアウトボール
        ボールが紛失したり、コース外(溝などに落ちたとき)に出たときは、プレーヤー
        は1打付加し、動かしたその位置からできるかぎりホ−ルポストに近寄らない
        で、打球可能な箇所にボールを置き、次の打球を行わなければならない。
   (7)競技の妨げになるボール
        競技の妨げになるボ−ルは、一時的に取り除くことを要求することができる。 
        取り除くのは、そのボールの持主が行う。その際、ホールポストに対してボール
        の後方にマークし、取り除かなければならない。
   (8)同伴プレーヤーのボールに当たった場合
        プレーヤーのボールが、同伴プレーヤーのボールに当たった場合、ボールの
        止まったところから競技を続け、同伴プレーヤーのボールは元の位置にもどす。
   (9)止まったボールが風によって動いたとき
        風によってボールが動いたら、動いて静止した場所から競技ずる。
        なお、ホールポストにはいった場合は「トマリ」とする。
   (10) 第1打がホールポストに入った場合 
        1打目で「トマリ」になったときは、そのプレーヤーの合計打数から3打差し引い
        て計算する。 (ホ−ル・イン・ワン)

                                         以    上