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地震に強い
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あれから3年名誉挽回した『木の家(在来工法)』があります。
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それは「軸組工法の家」、3年前の阪神大震災を想定した振動実験で強さを実証。

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いま木造住宅に住んでいる人や、これから建てようとしている人にほっと安心できる対震実験の報告があります。それは阪神淡路大震災の最大振動を再現した、軸組木造住宅の実物大振動実験。結果は、建物の構造に目立った損傷はなく、外壁のモルタルに若干のヒビ割れが見つかった程度でした。つまり、現在の建築基準を守って建てていれば、軸組木造住宅は地震に強いことが公式に実証されたのです。

確かに阪神淡路大震災では、木造住宅が多大な被害をこうむりました。それは建物が古かったり、大切な箇所が白蟻に食われていたり、施工不良であったり………。しっかり建築基準に基づいた木造住宅なら避けられたところに原因があったと言われています。

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PHOTO 一般に木造住宅はコンクリート造りの家より弱いと思われがちですが、同じ重さの鉄と木を比べると、圧縮・引っ張りの強さは木の方がずっと優れています。また地震のよる振動エネルギーは建物の重さに比例するので、軽い木造の方が地震にうまく抵抗することができるのです。木という素材は、地震国日本にとって最適の建築材料というわけですね。

前述の対震実験からもわかるように、良質の木材を用い、建築基準を守って建てられた家ならば大きな地震や台風がきても大丈夫。

私どもは木材の良さをより多くの方々に伝え、皆さまに長寿で快適な木の家を実現していただきたいと願っています。

  • 参考資料「木の家」R日本住宅・木材技術センター発行。全国木材組合連合会データ。