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木の効能
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木は元祖アロマテラピ。
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新築の家で、森の中で、そしてヒノキ風呂に入ったとき、プーンと新鮮な木の香りが漂い、心身ともに生き返った思いがします。これは木が発散する香り成分のおかげ。ヒノキのように鎮静作用のある木の香りは、イライラを抑えてストレス解消に。また精神が安らげば元気も出るわけで、ある実験では、トドマツの香りを森林と同じ濃度にしてマウスを飼育したら、マウスの体重増加・摂食が安定し、運動量が2.71倍に(無臭状態比)増大したそうです。まさに、木は元祖アロマセラピなのです。 さらに最近注目されているのが、木の香りの中でも殺菌作用のある物質「フィトンチッド」。防ダニ効果もその一つで、ヒノキやスギの香りは、アトピー性皮膚炎や気管支ぜん息などの原因となるチリダニの繁殖を強力にシャットアウトします。現在、このような木の香りの研究がとても盛ん。抽出された木のエキスが食品、医療品、化粧品、寝具、衣料品、建材などの多彩な生活用品に添加されています。
  • アロマセラピ芳香療法、植物の芳香物質をかいだり肌にすり込んだりする健康・美容法。若い女性たちに人気です。

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PHOTO 住宅はもちろん、校舎や公共施設などに。精神的・肉体的な面から、いま脚光をあびるウッドパワー。 暖かみ、潤い、落ち着きなどの木に特性に加えて、精神的・肉体的な健康維持や安全性の面から、学校や公共の建物に木を使うべきだという動きが全国で起こっています。

三重県内では、上野市立「西小学校」、県立養護学校「北勢きらら学園」などの校舎。「奥伊勢フォレストピア宮川山荘」や「グリーンパーク大内山」などの宿泊レジャー施設。他に美術館や体育館など数多くの建物に使われており、いずれもスケールは大きく、斬新な設計デザイン。先端技術が息づく安全性・快適性を誇っています。

住まいと健康・生活は一体だからこそ、素晴らしい特性を備えた木の家を。三重県木材PR委員会は、より多くの方々に真の木の良さを理解していただきたいと願っています。

  • 生産量データは、東海農政局三重統計情報事務所資料より。