極楽ニホンミツバチ・蜜源


三重県四日市市に自生する樹木の中から、
蜜源となる植物を撮影していこうと思っています。
どんな樹木でも花は咲くし、花が咲けば蜜も出ます。
だから、このページに載せるかどうかは、
蜜源であること以外に、何か一つ、特長があるかどうかです。

てゆーか、私にとって思い入れのある木なのかどうかが重要です。
写真がなかなか撮れなかい樹木もあり、
完成には何年もかかりそうな気配です。

[目次]


・5月の蜜源

蜜源となる植物が多く、ミツバチはせっせと働いて分蜂に備えます。
三重県四日市市でもっとも重要な植物はやはりクロガネモチです。

 ・クロガネモチ

 都会の蜜源樹としてひじょうに重要です。
 街路樹や庭木としてもよく植えられます。
 クロガネモチは雌雄異株で、
 雌木なら秋に真っ赤な実が鈴生りになります。
 ・ネズミモチ

 蜜源が多いので、価値は少ないかもしれません。
 庭木としてよく利用されるのは、
 中国原産のトウネズミモチです。
 トウネズミモチは蜜源が乏しいときに咲くので、
 ミツバチにとっては、そっちの方がありがたいです。
 ・ウツギ

 低木で開花が早く、花もきれいです。
 大型の蜜源樹に比べ、開花までの年数も短いです。
 卯の花として有名です。
 ・イボタノキ

 低木で開花が早く、花もきれいです。
 大型の蜜源樹に比べ、開花までの年数も短いです。
 幼木は枝がトゲ状に残ります。

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・6月の蜜源

そろそろ蜜源が乏しくなってくる頃です。
心配ですな。てゆーか、写真撮れよ。

・マテバシイ(予定)

大きな実がなるドングリです。
しかも食べられます。
花はあまりきれいではありませんが、
わりといい香りがします。
・スダジイ(予定)

世間でいうシイの実はこの木です。
ドングリとしてはひじょうに小粒ですが、
とてもおいしい実が実ります。
黄色の花がとてもきれいです。

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・7月の蜜源

そろそろ蜜源が乏しくなってくる頃です。
心配ですな。てゆーか、写真撮れよ。

・カクレミノ(予定)

葉の分岐数に変異があります。
まったくないものから、二つ、三つに分かれるものなど。
だから葉っぱでジャンケンができます。
日陰にけっこう強いです。
・リョウブ(予定)

山菜として食べることもできます。
流蜜が多い年と少ない年があるそうです。
低木で開花し、どんどん大きくなります。
個体差によって長期に渡って開花します。
樹形がかっこいい木です。
・アカメガシワ(予定)

あまり好きな植物ではありません(笑)。
春の新芽が赤くて目立ちます。
荒れ地に真っ先に生える植物で、 低木で開花し、どんどん大きくなります。


・8月の蜜源

夏は蜜源となる木が乏しく、少ない木を工夫して植えたいところです。
ミツバチは、花壇のヒマワリや、
畑のトウモロコシ(花粉のみ)なども利用してしのぎます。

 ・カラスザンショウ

 大きな葉は見応えがあります。
 雌雄異株なので、ミツバチには雄木の方がいいかも。
 開花時期の異なる株を選んで植えれば、
 夏の間、ずっと咲き続けます。
 幼木には鋭い棘があります。

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・9月の蜜源

下旬になるとセイタカアワダチソウが開花するので、
上中旬の蜜源がとても重要になります。
ヌルデも重要な蜜源樹ですが、個人的に嫌いなので載せません(笑)。
子供の頃は、私はよくヌルデの葉にさわってかぶれていました。

・ウド(予定)

ウドの大木は役立たないという意味ですが、
ミツバチにとっては重要な蜜源です。
樹木ではなく草なんですけどね。
春先に若い茎や芽を食べるとおいしいのです。

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