極楽プログラマの日記
1999年5月号


山猿塾でわらび採り。あ、仕事じゃないかも。
湯を沸騰させて火を止め、わらびと重曹を入れます。
そのまま一日置いたら、水を換えながらもう一日置いてできあがり。
このわらびを刻んで、胡麻と醤油をかけて食べます。
保存は水に浸したまま冷蔵庫で。一週間は大丈夫です。
残りそうならかつおでだしをとって、醤油とみりんの薄味で煮て食べます。
煮すぎると溶けて繊維だけになるので注意しましょう。

[目次]


・5月分のお仕事

[ 1]山猿塾へ出発

 愛知県一宮市に住むりょくさんという人が、山猿塾に行きたいというので、
 私の車についてくることになった。
 私のホームページで山猿塾を知ったそうだ。
 東名阪の御在所SAで午前1時に待ち合わせし、そのまま山猿塾まで。
 着いたら火をおこして、日が昇るまで現地をいろいろと案内する。
 日が昇る頃、各自で自由行動とした。

 んで、私はさっそくワラビ採り。30分ほどで大きな鍋にいっぱいになった。
 すぐにあく抜きして明日には食べられるだろう。
 夕方、少しだけ草刈り。刈った草は鶏小屋に置いて餌にする。
 他にも来客があったので、ひまわり小屋で炭火を囲む。
 焼いたじゃがいもに塩を付けて、いわしの缶詰をつつきながら雑談。

[ 2]いろいろ

 朝ご飯は炊きたてのご飯とわらび。インスタント味噌汁も持ってきた。
 午前中は彼女と動物園に行ったり、ボートに乗ったりいろいろ。
 夕方からは山猿塾に戻っていろいろと遊ぶ。
 りょくさんは山猿塾に慣れたようで、自分のペースで仕事をこなしていた。
 鶏小屋の囲いを作っていたのかな?
 水源を案内し、渓流に棲むどじょうを見せた。
 夜には帰って行ったが、りょくさんにはちょっと強行日程だったか。

[ 3]たまご拾い

 山猿塾には22羽の鶏がいるので、たまご拾いをさせてもらった。
 拾ったたまごは全部で13個。子供にはこれが一番の楽しみらしい。
 畑の草取りをして、抜いた草も鶏小屋に入れる。
 昼ご飯は、たまごかけご飯だ。

 夕方には再びわらび採り。今度はお土産用にたくさん採る。
 冗談みたいにわらびが生えていたので、30分で鍋四つ分は採れた。
 写真も撮ってあるので、写真が焼き上がったら紹介しよう。

[ 4]山猿塾から帰宅

 兵庫県氷上郡を午前2時に発つ。
 中国道が午前1時くらいまでは渋滞していたらしいが、
 我々が通りがかる頃には問題なし。
 出るときに降っていた雨も大阪あたりからは大丈夫だった。
 家に着いたら爆睡。夕方には起きて薪割り。

( 6)学校で講義

 学校はWindowsNTとWindows95のLANが組まれている。
 学生が進級すると学年が上がるので、新しいアカウントが必要になるが、
 設定が終わっておらず、実習では不自由を強いられている。
 お願いだから早くなんとかしてくれ。

( 7)某自動車会社でお仕事

 中古自動車のオークション用ソフトウエアのデバグをお手伝い。
 システムはWindows95上で動き、C++Builderで開発されている。
 関東、中部(三重県)、沖縄などにあるオークション会場で、
 スクリーンに投影された中古車を見ながら手元の端末で入札を行なう。
 価格は入札の度に自動的に3,000円づつ上がっていく仕掛けになっており、
 入札するには手元のボタンを押すだけでいい。
 ここ三重県の中部会場には400台ほどの端末が設置されているので、
 これらすべての端末からいっせいに入札を行ない負荷試験を行なうのだ。
 しかしまともに起動できないようだ。なかなか負荷試験に入れない。
 開発者の姿は見えなくても、ある程度の様子はわかる。
 指示用マイクを通して狼狽した声が入るし、
 中古車を表示するはずのスクリーンには、
 Windows95を操作する画面が時々表示されるのだ。
 しまいにはレジストリエディタまで起動する始末。先行きを予感させる。
 約1時間待たされようやく試験が始まったが、最初の入札でハングアップ。
 また20分かけて復旧している。今度は端末を減らして100台で負荷をかける。
 再びハングアップ。別の100台も試すが結果は同じ。
 私がわくわくしているとアナウンスが入った。
 「本日はどうもありがとうございました。」
 は...? 作業は終了した。
 ぞろぞろと帰る間にも、狼狽した開発者の会話が入るので楽しい。
 いやあ、他人事だと思うとすがすがしい気分だ。おもしろかった。
 ゴールデンウイーク前後は、毎年こんな仕事をしているな。
 あ、そういえば去年もトヨタ関係だったっけ。

(11)納品

 某病院にLinuxをインストールしたFMV-575D4を納品。
 Pentium100MHzにメモリ48MB、Windows95だって使えないことはないが、
 そのままLinuxで納品。さくさく動いた方が気持ちがいい。
 端末として使うだけなら、MacOSでもLinuxでもかまわないのだが。
 保守のことを考えるとWindows95には不安がある。

 端末として利用されているFMV-450SでWord+Excelを使いたいとのこと。
 調査するため修理扱いでFMV-450Sを預かった。
 CPUはAMDの5x86-133MHz、メモリは35MBだから動かないことはない。。
 しかしHDDの空き容量が30MBしかないので、HDDを換装することにした。
 換装により420MBのHDDは850MBになったが、
 CD-ROMを接続すると起動しないのである。
 私が壊したとは思えないのだが、何とかしなければ。

 しかたがないので、手持ちのFMV-4100D4を納品することにした。
 このPCはLinux用にたくさん持っているが、
 ATAPIのCD-ROMが使えそうで使えないという謎のマシン。
 CD-ROMドライブはSCSI経由で接続することになる。
 手持ちのSCSIカードは定番のAdaptec AHA-2940だが、これは使えない。
 当時のFMVはBIOSにバグがあって、このカードと相性が悪いのだ。
 他にもAdaptec AHA-1520Bなどは持っていたが、ASPIマネージャがなく、
 DOSからCD-ROMを認識できない。SCSIカードを買って来なくては。

(12)学校で講義

 今までログインできなかった学校のネットワークだが、
 今日から新しいアカウントが使えるようになった。
 来週からやっとまともな授業ができる。

(13)学校で講義

(14)買い出し

 デスクトップ型のATXケースHX-95が10,800円、
 SCSIカードTekram DC-395Uは6,000円くらい。
 DC-395UはブートROMのないDC-315Uがよかったのだが売っていなかった。

(15)インストール

 昨日買ったDC-395UとCD-ROMドライブをFMV-4100D4に取り付けた。
 DC-395UにはASPIマネージャが同梱されているので、
 それを使ってWindows95の起動ディスクを作る。
 このディスクから起動し、Windows95をインストールしてできあがり。

(16)組み立て

 余っていたGA-586HXで、CD-ROM焼きマシンを作ることにした。
 キャラベルの製品を買ったのだが、ドライブはMITSUMI CR-4802TEだ。
 B's Recorder付きで2万円ちょっと。バルク並みに安い。
 ATAPIのCD-Rだから人柱のつもりで買ったのだが、なかなか調子がいい。
 普通のCDはもちろん、プレステのCDも問題なく焼けるようだ。
 CPU:Pentium200MHz、MEM:32MB×2=64MB、HDD:4.3GB、CD:CR-4802TEで代用。

(19)納品
 先日のFMV-4100D4を納品。相手が引き取りにきてくれたので助かった。
 代金はFMV-450D2を下取りして2万円。

(19)学校で講義
(20)学校で講義

(21)買い出し

 HDD:2.1GBが12,800円、Tekram DC-395Uが6,280円×2、
 MITSUMI FX-3210Sが6,480円、Logicoolの黒マウスが4,690円、
 SANYOのCPU FANが2,980円などで4万円ほど散財。
 Celeron450MHzの評判がいいので、先月に続いてもう1台組み立てるのだ。
 ちなみにうちの最速マシンは相変わらずPentium-200MHz。

(24)保守作業など

 某病院にてインターネットの設定。
 TAはダイヤルアップルータYAMAHA RTA-50iを使う。
 NTTの人が工事している間、他のマシンをいじることに。
 まずはAptivaのメモリ増設。32MBを64MBに。
 ケースを開けるとPentiumにあるまじき8+8+16MBメモリが。
 SiSチップセットならではの機能だが、そのせいで劇遅になっていた。
 すべてのメモリを取り外し、32+32MBに交換すると速くなった。
 次にWindows95が起動しなくなったFMV-4100D3。
 セットアップ画面を見るとマウスポートが未接続となっている。
 マウスを交換し、Windows95を再インストールすると正常になった。
 次はインターネットの端末となるFMV-575D4/5120Dxの2台だ。
 どちらもメモリを64MBに増設し、HDDを1GB/2.1GBに交換。
 CPUはPentium-100MHz/133MHzから133MHz/166MHzに交換した。
 電話回線、RTA-50i、メモリ32MB×2、Pentium-166MHzで13万円。

(25)組み立て

 中古で手に入れたFMV-5133D5をいじる。
 某社に納品する予定なので、Windows95をインストール。
 CPUをPentium-166MHzにして、メモリを64MBにしておしまい。

 通販で注文していた部品が届いたので、パソコンを組み立てる。
 CPU:Celeron300A→450MHz、MEM:128MB、VGA:PERMEDIA2/AGP(8MB)、
 SCSI:Tekram DC-395U、NIC:3COM EtherLink/XL、OS:Windows95
 このマシンにインストールしたのはLightWave3D 5.6J、Illustlator 7.0J。
 今更だが、明後日の日曜日に納品するロゴがあったのだ。
 さらに今更だが、Illustlatorなんぞ使ったことがないぞ。

(26)学校で講義
(27)学校で講義

 学校から帰ると通販で注文していた商品が届いていた。
 ルータのYAMAHA RTA-50i×2、Socket370→Slot1ゲタSL-02A×4など。
 このゲタを使うとCeleronをDUALで使うことができるのだが、
 地元、三重県四日市市で売られているSL-02AはいまだにRev.1なので、
 そのままではDUAL-Celeronができないのだ。
 そこで通販を利用してSL-02AのRev.2を買ったわけだが、
 地元で2,980円のゲタが、通販だと1,980円で買えたりして、ああ便利。

(28)お絵描き

 ユニフォームのデザインを決める仕事だ。
 依頼主がこれでやってくれと、Illustrator7.0JのCDを置いていった。
 配色だけが指定されており、主な作業はチームロゴのデザインになる。
 Illustratorを使うのは初めてだが、しょせんお絵描きソフトだし、
 近所には幼なじみのIllustlator使いも住んでいる。
 と、余裕をかましていたものの、いざ使ってみるとさっぱりわからない。
 マニュアルも一緒に持ってきてくれりゃよかったのに。
 「Illustratorは使えますか」
 「ええ、使えますよ」
 と、電話でおおぼらかました私が悪いのだが。

(30)仮納品

 とりあえず手描きでチームのロゴを見せ、ゴーサインをもらった。
 今度はちゃんとIllustratorで納品しなきゃ。

[目次]


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