痴呆予防する朝食アドバイス

 朝食を欠かさず食べよう!


 『平成7年国民栄養調査成績』により「朝食を抜く人に肥満が多い」ことがわかっています。朝食を抜くと肥満になるのは、空腹が長時間続くと次の食事で多量の食べ物をとることによって、その過剰分が体脂肪となって蓄えられるからだと考えられています。

 脳の活動には血液から供給されるブドウ糖が不可欠です。血中ブドウ糖の不足とその逆の過剰が繰り返されると痴呆が進むことが確かめられています。「一度食べ」と食べなさすぎ(長時間空腹でいる)のいずれも痴呆を招きます。特に朝食は1日の始まりですから、ぜひ抜くことなく必ず食べてください。

 脳の活動の減少も痴呆を促進します。脳は思考したり記憶したりとつねに使っていないと脳内の血流が減少して脳代謝が不活発になり、老人性痴呆の発現を早めます。軽度の痴呆は脳の活性化訓練で回復できます。訓練の1つに食事(作ることと食べること)もあります。

 痴呆の危険度は「新聞・本を読まない人」で16倍、「手紙を書かず電話も使わない人」で25倍という報告(厚生省痴呆疾患対策調査委員会報告)があります。 

(参考文献:平成9年10月号・栄養と料理・女子栄養大学出版部発行)

 

私の感想

 痴呆の危険度は「新聞・本を読まない人」で16倍、「手紙を書かず電話も使わない人」で25倍という報告(厚生省痴呆疾患対策調査委員会報告)という報告があることを、私は初めて知りました。

 私は平素、痴呆症患者さんに「日記を書きなさい」と指導してますが、痴呆症の方に日記を勧めても、「その日何があったか、家に帰ると忘れているから、書くことがない」とよく言われます。

むずかしいなあ・・・

 

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