早期痴ほう63%が改善
3ヶ月の入院加療で
中等度までの痴ほうは、3カ月のケア(脳活性化訓練)で63%の人が改善された。こんなデータが浜松医療センター・金子満雄医師と入野ケアセンター(猿原孝行理事長)の共同研究で明らかになった。
金子医師は老人性痴呆の大部分は、@老化現象とA脳を使わないための廃用性萎縮が2大原因。予防も可能で早期なら治療効果も上がると話している。
(参考文献:平成9年5月22日、中日新聞・夕刊)
私の感想
平成9年5月23日、第6回日本脳ドック学会総会のシンポジウムのフロアーで、私は金子先生に、浜松医療センターの早期痴ほうの何%が初期アルツハイマー病ですか?と質問しました。金子先生より明確な数字は呈示していただけませんでしたが、上記の記事の如く「ほとんどが老化現象と脳を使わないための廃用性萎縮」と述べられました。
63%という数字を聞くと驚きますが、大部分のアルツハイマー病が対象から除外されている治療成績であるということはふまえて記事内容を読みとる必要がありますので誤解なきように。
また他の方よりの質問に対し、良くなれば家に帰り、悪化すれば再度脳活性化訓練を3カ月入院して行うというサイクルを繰り返すことにより、数年はいい状態で維持できると考えておりますとお話しておられました。
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