(1)「軽度認知障害」、発見に家族の目(平成19年5月20日 朝日新聞・生活)
脳脊髄液の検査で診断!
少し前の「エピソード記憶」に問題がある場合に要注意!
進行遅らせる降圧剤も!
(2)世帯分離(産経新聞・ゆうゆうLife H19年6月4日〜6日)
同住所で住民票分割!
介護費、月4万円減も!
非合法ではないが・・・
(3)適度なアルコール摂取が軽度認知障害の認知症への進展を抑制(2007年6月14日付Medical Tribune 「Journal Scan」より)
1日1杯未満(アルコールとして15g程度)の適度の飲酒をしている群は,飲酒の習慣が全くない群と比べて認知症へ進展する割合が85%低かった!
(4)アルツハイマー病の経口ワクチン(2007年6月14日付Medical Tribune Topicsより)
1回投与でマウスの認知機能改善!
原理を分かりやすく解説!
(5)初診からターミナルまで地域で最期まで診る(「ぽ〜れぽ〜れ」通巻325号=2007年8月25日発行)
認知症と進行癌に際しての麻薬使用率!
(6)アリセプト10mg、追加承認!
平成19年8月末、日本でも、高度アルツハイマー型認知症に対し、アリセプト10mgの効能・用量が追加承認されました!
(7)ドネペジルによるアルツハイマー病の精神障害治療(N Engl J Med. 2007;357:1382-1392, 1441-1443)
プラセボと効果に差はなし!
アルツハイマー病患者の精神障害を治療するランダム化試験において、ドネペジルはプラセボを越える治療効果を示さなかった!
(8)軽度認知障害の診断とその意義(日本医事新報 2007年10月20日号、P89=一週一話)
「健忘型MCI」→多くはアルツハイマー病に進行する!
「非健忘型MCI」→前頭側頭型認知症やレビー小体を伴う認知症などに移行!
「進行しないMCI」=脳室周囲白質病変や微小梗塞を有する血管障害、薬物などによる有害事象等!
(9)米国精神医学会が認知症治療の最新ガイドラインを発表(2007年12月14日付Medscape)
アルツハイマー病患者のうつ病治療で、薬物療法は明らかにプラセボより有効!
(10)降圧剤がアルツハイマー病を予防(Medical Tribune 2008年1月10日号 P34)
ディオバン、ニューロタン、ペルジピン、インデラル、アーチスト、アプレゾリン!
(11)椎間板ヘルニア(平成20年1月18日 中日新聞・健康「すこやかに生きる」)
安易なレーザー治療に注意!
病態を把握し判断を!
万能ではない(医師から十分な説明求めよう)!
(12)栄養補給、胃にチューブで(平成20年1月20日 朝日新聞・生活)
胃ろう:高齢者に広まる一方、失望の声も!
選択肢別の平均余命:最後まで経管栄養だけの人は827日!
(13)欠かせぬX線 減らせリスク(平成20年1月27日 朝日新聞・医療)
怖がり過ぎず使い過ぎず!
「100ミリシーベルトより低い線量で発がんの危険性が増す」という証拠は見つかっていない!
(14)午睡が記憶の強化を加速(2008.2.21 Medical Tribune P48)
脳の遂行能力が向上!
(15)健常者脳血流SPECTにおけるeasy Z-score Imaging System(eZIS)の問題点(Dementia Japan 21;195-204 2007 P195)
健常者5名中2名に「偽陽性」!
(16)「飲んでうさ晴らし」逆効果(平成20年2月29日 毎日新聞・社会)
忘れたい記憶が忘れられなく・・・・!
東大、ラット実験で証明!
(17)アルツハイマー新薬・最終段階(平成20年3月10日 朝日新聞・科学)
病気のもとを直接攻めろ!
バピネオズマブ!
(18)認知症の薬物治療に関する新ガイドライン発表(Ann Intern Med. Published online March 3, 2008)
コリンエステラーゼ阻害薬またはmemantineによる認知症治療は、統計的に有意な結果が得られているものの、臨床的にはわずかな改善が認められるのみ!
認知症患者において、特にQOLが低い患者では、機能低下を遅らせることは必ずしも好ましい目標ではない可能性がある!
(19)老人斑なくてもアルツハイマー病発症(平成20年3月16日付毎日新聞)
大阪市大発見、治療法開発も !
(20)71歳以上の高齢者の22%が軽度の認知障害(Ann Intern Med. 2008;148:427-434)
認知障害と認知症との境界を示す重要な特徴のひとつが生活自立能力である!
アルツハイマー病前駆症状の年間進行率は17%で、脳卒中型軽度認知障害の年間進行率は20%!
(21)アルツハイマー病研究会・第九回学術シンポジウム 学会記(2008.4.6アップロード)
認知症予防に良い、「30分以内の昼寝」って?
中等度アルツハイマー病でさえ、脳萎縮が確認されるのは40%に過ぎない!
PIB-PET陽性率:健常者10〜15%程度、軽度認知障害:約60%程度!
治験最新情報!
(22)第74回・日本脳神経外科学会中部支部学術集会(2008.4.19)
iNPH:今後の治療のポイント SINPHONIの結果を踏まえて!
(23)アルツハイマー治療に光(2008年4月29日03時02分 読売オンライン)
さい帯血注射で有効?
(24)高齢認知症患者に地域作業療法が有効(2008.5.15 Medical Tribune P30)
地域作業療法(COT)!
治療必要人数(NNT)は2.8!
(25)メマンチンによる認知症治療(2008.5.22日付Medical Tribune P6)
すべての主要機能領域で有効性確認!
memantineのNNT:3〜9!
(26)安楽死、揺れるEU(平成20年5月24日 朝日新聞・国際「世界発2008」)
同じ日、正反対の二つのケース!
初期のアルツハイマー病患者が安楽死!
(27)米国の一地方におけるMCI亜型の有病率と転帰(Mary Ganguli:Prevalence and outcomes of MCI subtypes in a rural American community cohort Psychiatry Today18:16-18,2008)
健忘型MCIだけが、ADへ移行するわけではない!
(28)フェルガード(2008.6.30 アップロード)
ANM176!
(29)アルツハイマー病進行(平成20年10月27日 朝日新聞・社会)
米ぬかに抑制効果
ANM176
(30)アルハイマーに対する関節リウマチ薬エタネルセプトの著効症例(ファルマシア 2008年12月号、1214−1215頁)
即効!
(31)「真犯人」の解明が課題の10年になる(筑波大学 精神医学 朝田 隆教授 日本医事新報2009年1月10日号・P14〜15)
加齢による蓄積か、ADの始まりかを線引きするのは非常に難しい!
(32)アミロイドイメージング・PIB集積(2009年1月15日付Medical Tribune P20〜21 第27回日本認知症学会より)
早期診断に有用だが疾患特異的ではない!
健常老年者でも10〜20%陽性!
(33)治療法の現状と新薬開発状況(Medical ASAHI 2009 February 23 P21〜23 順天堂大学・田平 武)
Alzhemedとして第3相試験まで行われたが、有効性は確認できなかった!
Bapineuzumabは第2相試験の結果が2008年7月に発表されたが、ADの進行を抑えていなかった!
おそらく、能動免疫ワクチンによる発症予防が最も期待でき、その実用化はあと5〜10年後であると予想される!
(34)AD患者でせん妄後に認知機能が急速に低下(2009.7.23&30日合併号 Medical Tribune)
(35)診療明細書(2010.2.25日付東京新聞・中日新聞「くらし」)
診療内容知る手掛かりに
(36)診療明細書理解へ、パンフレット配布(2010.3.10「つなごう医療」)
22年2月19日より、榊原白鳳病院・外来会計窓口で開始!
現在、外来会計窓口に置いている、「明細書の解説パンフレット」
未告知患者への明細書発行と法的責任(日本医事新報 No.4495 2010年6月19日号 p85-86)
(37)アルツハイマー病研究会・第11回学術シンポジウム(2010.4.17)
(38)脳トレ、効果に疑問(平成22年4月21日 読売新聞)
英で1万人実験
(39)“生きがい”が認知症を予防する!(Medical Tribune 2010年4月22日号 P73)
(40)メマンチン(週刊東洋経済 2010.4.10号 P42-44)
(41)アミロイドβ沈着を減少させる新薬(Medical Tribune 2010年4月29日号 P2)
bapineuzumabがプラセボに比べてアミロイドβ沈着量を約25%減少させた!
(42)イチョウ葉エキス「効果なし」(アピタル)(2010年5月10日付朝日新聞東京本社夕刊 坪野吉孝 《東北大教授》)
| 記事に対する私のコメント |
| みつぼんさん、こんにちは。 私は、日本認知症学会専門医(http://dementia.prit.go.jp/)です。 以下サイトに、かつて注目を浴びたイチョウ葉エキス(EGb761)に関する、客観的なデータが紹介されています。 http://kenko.exblog.jp/ 上記ページの最後の方に赤字で強調されている部分(=『以上のような基礎研究によりEGb761はアルツハイマー病などの認知症を引き起こすリスクファクターに拮抗し、その病態形成に到る主要な過程を抑制して認知症を治療できることが明らかにされました。』)が重要です。 ですから理論的には、EGb761は治療薬ではなく「予防薬」という位置づけですから、「とくめい」さんがコメントされているように、『30〜40歳の集団を20年間追跡調査すれば、少しは有意差が認められるのではないでしょうか?』ということが期待される薬剤なのです。 |
(43)MCI(認知神経科学 Vol.11 No.3・4 2009 p252-257 朝田 隆教授)
リバート率!
(44)認知症(各種疾患のアンチエイジング療法)【臨床と研究・87巻4号(平成22年4月 p470-472)】
現在ω-3系不飽和脂肪酸の認知機能の低下やAD予防効果について無作為対照比較試験がいくつか進行中
午睡時間が長くなればなるほど認知症の発症率が高くなる
降圧剤のニトレンジピンがADの発症を有意に低下&カンデサルタンが、MCIレベルの患者に対して認知機能低下を抑制
漢方医学では加齢に伴い身体諸機能が低下し,健忘,めまい,耳鳴り,難聴,腰痛,下肢の脱力感,冷え,しびれ,排尿の異常などがみられる状態を「腎虚」という。腎虚に対する,すなわちアンチエイジングの代表的な漢方薬が八味地黄丸
(45)超高齢社会の到来で課題膨らむ終末期医療(2010.5.13 Medical Tribune)
『「平穏死」のすすめ』
特養の常勤医は保険診療を行うことができません
(46)アルツハイマー病の予防、確立した要因なし&脳トレで、全般的な認知機能の改善効果なし
(47)認知症は夫婦間で伝播する(J Am Geriatr Soc 5月6日オンライン版)
(48)2010.5.27アリセプトTVシンポジウム講演より
| 積極的なAD薬物治療の意義(10mg増量のタイミング) 順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター メンタルクリニック・一宮(Itimiya)洋介教授 |
| 講演の要旨 悪化が目立ってきてから&5mgで長く維持してから、10mgに増量しても、期待したような効果が得られ難い! 5mgで効果が得られたなら(改善例&進行が抑えられたケース)、1年経過する前に、10mgに増量した方が良い。 講演に対する質問(榊原白鳳病院 日本認知症学会専門医・笠間 睦) 「1年を目途に増量した方が良い」とされた根拠は何ですか? 一宮洋介教授 1年以内に増量した群と、1年経過後に増量した群を比較した結果、1年以内に増量した群の方が、アリセプト10mgの有効率が高かったからです。 再質問(笠間) 一宮先生は、例えばHDS-Rで比較的高得点が得られているようなケースでも、増量した方が良いというお考えでしょうか? 一宮洋介教授 HDS-Rが例えば27点とか28点のような方は別にして、20点を切っていたら、ご家族とも相談のうえで、1年程度(以内)を一つの目安にして、5mg→(8mg)→10mgと増量した方が良いと思います。 笠間 ありがとうございました。 |
(49)見逃してはならない治療可能な認知症(Geriatric Medicine Vol.48 No.4:538-539,2010)
(50)認知症ケアの倫理(Dementia Japan 24:169-176,2010)
事前指示書作成のプロセスそのものが,患者・家族・医療介護関係者とのコミュニケーションを促進し,信頼関係を深めることになる!
家族が,患者本人の意思を根拠無く憶測することの心理的感情的苦悩を避けることができる!