最新医療情報(HOT HOT NEWS!)

 私が最も力を注いでいるコーナーで、頻回にアップロードを行っております。最新医学情報の入手・勉強にお役立て頂ければ幸いです。

 このコーナーは、最新医療情報を一般市民の方(医療関係者以外の方)にもわかりやすい文章で伝えることを目的に開設したコーナーです(少し分かりにくい箇所もあるかと思いますが、その際はメールでご質問下さい)。このページが医療情報公開の一端を担ってくれればと願っております。


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狂牛病について(平成8年7月14日掲示)
 クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)という病気がありますが、これを聞いただけでは何のこと?という感じですよね。実はこれが今問題の狂牛病( http://www.nikkeibp.co.jp/BIO/BSE/INDEX.html)の、人間版ではないかと恐れられているもんなんです。

 CJDは痴呆症を起こすことでで有名な病気です。原因はプリオンと呼ばれる蛋白質の変性したものが、脳にたまってしまうことによります。

 なんといっても皆さんの関心は、人に狂牛病がうつるのかどうかという点ですよね。厚生省(英国政府)は、人にうつる根拠は薄いという見解を発表しておりますが、それを信じるかどうかは皆さんが厚生省を信じるかどうかにかかっております。

詳しく知りたい方はメールを

 

寝たきり老人の、日常生活動作(ADL)改善に、朗報 !?

 寝たきり老人のADL改善手段としては、これまでリハビリテーションが主体であったが、1996年Vol.14 , No.7の CURRENT THERAPYという医学雑誌(P183-185)に、黄耆建中湯が有効であったと報告された。

 

無症候性胆石!あなたは手術しますか?

 健診で偶然発見される胆石を、無症候性胆石と呼びます。症状はないのですが、良く手術されます。

 以前胆石には、胆嚢癌の合併が多いから、胆石を無症状のうちに取ってしまい、胆嚢癌発生を阻止・あるいは既にできている胆嚢癌を除去すべきであるという医学常識がまかり通っていました。今も多くの病院でその医学常識がまかり通っています。

 そんな常識を打ち破る医学論文があります。このコーナーで掲載するには少し古い論文になるのですが、無症候性胆石の手術が後を絶ちませんので、掲載いたします。

 一般に無症候性胆石に、胆嚢癌を併発する率は0.9〜3.4%と報告されているが、我々(和田病院・外科)の検討では、680例中わずか1例(0.1%)であり、必ずしも高頻度に合併するということではなかった(日本臨床51巻7号・p39-45、1993)。

 更に論文は続けて、無症候性胆石を放置するといずれ、胆石発作を起こすから手術しておくべきだという考え方もあるが、和田病院の検討では有症状化率は10年間で17.3%、17年間で20.0%という数字であった。また一度胆石発作を起こすと二度目を起こしやすいから、一回胆石発作のあった方は手術すべきであるという考え方が多いが、初回発作後手術を行わず10年以上経過をみた58例の検討では、62.1%は10年以上経過しても2回目の発作を起こしておらず、初回発作時に手術をすべきという考えは妥当ではない!としております。

 私はこの論文を読んでから、無症候性胆石患者さんに手術を勧めるのはいっさいやめました。むしろ手術なんかしてもあまり意義はない!とお話ししております。

 

採血胃癌検診

 時折新聞などでも紹介されますので、ご存じの方も多いと思います。バリウム検査(胃X線検査)と併用するのが理想なんですが、どちらか1つというのであれば、採血検査のみでも胃癌の6〜7割は発見できるとされており、朝日新聞(平成7年5月10日号)でも大きく報じられております。

 郵便検診も可能だそうです。問合せは愛知診断技術振興財団(052-930-2121)です。

 1996年8月号の医学雑誌(綜合臨床 Vol.45 p2013-2014)で久しぶりに大きく登場いたしました。胃癌発見率は0.15%であり、間接胃X線検査と同等以上の発見率であったと報告されております。しかも発見された胃癌のうち70.4%は早期癌であったそうです。

 

アメリカ医療の現状

 アメリカの医師は一般に65歳になるとさっさと引退してしまう。その理由は、絶えず厳しい地位争いがあること、わが国のように給料は低くてもゆったりとした診療をして余生をすごそうと思っても、医療過誤保険料があまりに高額なため不可能なのである。

 アメリカの在宅医療はもっぱら看護婦さんによって行われており、医師が往診することは通常はあり得ない。在宅での死亡確認は、看護婦あるいはパラメディックによって行われている。

 日本でもこれが確立されれば、医師の過労問題・医療費削減(医師の給与低下、看護婦・パラメディックの給与上昇)・医師不在の問題点の解消に大変有用と思われ、早期導入検討を厚生省にお願いしたい(私が厚生大臣だったらすぐに導入いたします)。

 

その後の新着情報

(1)中国におけるがん治療(漢方が主流?)

(2)=(12)へ移行

(3)がんに「無治療」の選択肢できる!(国立がんセンター)

(4)医療情報公開、市民グループ発足

(5)缶・鍋からのアルミニウム溶解とアルツハイマー病の関連は?(8.9.15アップロード)

(6)血圧と痴呆症の関連は?

(7)前立腺がんについて(8.9.17アップロード)

(8)カルテ開示に関するアメリカの現状

(9)βカロチンと肺癌の関係に関する研究結果

(10)老人と性

(11)1997年春、テレビ電話での遠隔診療認可へ!(平成8年9月24日アップロード)

(12)電磁波(携帯電話など)の人体への影響(平成8年9月28日アップロード)

(13)安楽死法、オーストラリアで初適用!

 米の「安楽死法」生き延びる(平成9年11月6日 アップロード)

(14)Q熱について

(15)ロシュ ニュース パブリケーション(1996.9月号)

(16)尊厳死問答集発行(1996.10.3朝日新聞・家庭面)

(17)胃癌検診・最前線

(18)抗アルツハイマー薬、新薬承認(E2020, in USA)(平成9年2月7日データ更新)

(19)痛風に良い運動

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医療情報公開それは私の医療界における最大のテーマの1つです。