痴ほう(上)

 

 専門医に早期受診を!

 周囲の人、言動に注意!

 午前と午後の2回、15〜20分の早歩き!

 介護する人の年齢は60歳以上が50%!


(冒頭省略) 

 痴ほう症状の出始めたころ、最初におかしいと気づくのはたいてい家族だ。

 会話の途中で電話がかかり中座し、戻ってきたら前の会話を全く覚えていなかった。以前はさまざまな料理を作ったのに、メニューがワンパターンになった。「そんな異変が重なったら『物忘れ外来』など専門にのいるところに早めに事を勧める」と、最近まで国立精神・神経センター武蔵病院のもの忘れ外来で診療をしていた浅田隆・筑波大教授はいう。

 記憶・認知テスト、脳の萎縮や血流の状態を見る画像検査などで、軽症認知障害と診断される人もいる。そうした人には(1)魚を食べること、(2)30分以内の昼寝、(3)午前と午後の2回、15〜20分の早歩きをすること、などを浅田さんは勧める。

(中略)

 家族の会は昨年10月にアンケートし、664家族の実態をまとめた。その結果、介護される人の年齢は80歳以上が54%を占め、介護する人の年齢は60歳以上が50%を占めた。介護する人の性別では、男性の比率が1,980年調査の10%から今回21%に倍増した。

(以下省略) 

(参考文献:平成13年5月6日 朝日新聞・日曜版)

 

私の感想

 「萎縮」を今まで朝日新聞社など各新聞社ともに「委縮」という文字を用いてきたのですが、ようやく慣習にとらわれず本来の医学文字に訂正したようですね。

 痴呆症の運動療法に関して、「午前と午後の2回、15〜20分の早歩き」と具体的な提示がされ、一つの目安ができましたね。

 「家族の会」からも最新資料が提示されました。予想はしておりましたが、「介護する人の年齢は60歳以上が50%」と介護者の高齢化が進んでおり大きな問題となってきておりますね。

 

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