前回少し触れましたが、サフランの活性部分はクロシンという物質であることが判明しました。この成分は非常に不安定で、管理が悪いと分解されて効力がなくなってしまいます。中国産やスペイン産のサフランにクロシンが少ないのは、品質管理が良くないからだと考えられます。斎藤洋教授、正山征洋教授らはクロシンを安定に保てる方法を開発されたとのことです。それでは順を追ってサフランエキスの効能について大まかに述べていきまず。
@アルコールによる記憶獲得障害に対する効果=ネズミに30%のアルコールを飲ませ、ステップスルーテストとステップダウンテストの二つの学習をさせますと、大変成功率が低く、間違いが多いのですが、サフランエキスを同時に与えた場合、エキスの量が多くなるほど成功率が高くなる傾向があります。(ステップスルーテストとは、明るい部屋と床に電気を流した暗い部屋を用意、ネズミはその習性から暗い部屋に移ろうとするが、明るい部屋に入れても暗い部屋にどれぐらいで行かなくなるかを試すテスト。ステップダウンテストは電気の流れる床に絶縁体の台を置き、その上にネズミを乗せる。ネズミは不安定な所を嫌い床に降りようとするが、電気ショックを受けて台にあがる。ネズミを台に置いても、どれぐらいで床に降りようとしなくなるか試すテスト
Aアルコールによる記憶再現障害に対する効果=一日目にこの二つのテストを学習・記憶させたネズミに、二日目は四○%のアルコールを飲ませてから再ぴ二つのテストを行いますと、やはり成功率が低く、ステップダウンテストにおいては0%になります。
B鎮静作用=前回述ぺましたように、サフランには気持ちを落ちつかせる働きがあります。ふつうネズミは新しい環境に移すと、落ちつかないのであちこち動き回りますが、サフランエキスを飲ませると動きが少なくなり、落ちついてきます。エキスの量が多いほど落ちつく傾同があり、サフランエキスに鎮静効果のあることの証明になります。
C催眠延長効果=ネズミに軽い麻酔薬を注射するとネズミはしばらく眠って目を覚まします。このときサフランエキスを飲ませて麻酔薬を往射しますと、寝ている時間が延長します。不眠症の人がサフランでよく眠れるようになることを証明したものといえます。
このようにサフランエキスにはさまざまな効能があることが分かりました。
前回、クロシンの長期増強について述べました。これはある刺激に対して、海馬のシナプスの伝達効果が著しく高まり長時間続く減少で、記憶学習に重要な役割を果たしていると考えられます。そこでクロシンと他の、エタノールによる長期増強抑制に対する効果ついて、それぞれの薬物を脳内に投与して調べた結果、クロシンが海馬の神経細胞の活動電位をいちばん高めました。これらの結果から、クロシンが活性本体であることが確認できました。
では痴呆症を予防するには、どのようにしたらよいのかといいますと「まず平素からメモや日記をつけるなどできるだけ大脳を使うことです。
食生活ではCサフラン(脳の海馬の神経細胞を活性化し、情報の伝達効率を高め記憶学習障害を改善する)AビタミンB6=酵母、レバー、豆腐、卵(神経細胞の生存を維持し、脳神経ネットワークを保つ)B卵黄レシチン(脳細胞の膜成分となる甘料や神経伝達物質のもとになるホスファチジルコリンを多量に含み、脳神経の新陳代謝に重要な成分)Cイチョウ葉エキス(脳の血液循環を改善し、必要な酸素とエネルギーを脳のすみずみまで供給。フラポノイドの活性酸素除去作用も重要な働き。ヨーロッパでは医薬品とされている)D必須ミネラル(例えばセレン、イオウなどグルタチオンペルキオシダーゼなど、さまざまな活性酸素除去酵素を作る重要な成分で、ゴマ、タマネギ、ニンニクなどに多く含まれる)−の五つの成分をパランスよく取ることです。
薬草は概ねアルコールに浸けてエキスを抽出します。例えばイチョウの葉は緑色の時に摘み取り日陰干しにして土瓶(遠赤外線効果が強い)で煮詰め、その後アルコールで不水溶性工キスを抽出します。
(あさひ歯科院長 堀 泰典)
(あさひ歯科の電話は、0593・85・7777)
私自身興味がありましたので、japan.infoseek.で「サフラン」をキーワードにして検索してみましたところ、1000件以上有りましたので、「サフラン 痴ほう」をキーワードにして検索し直したところ23件でした。その中にやっぱりありました(商品紹介コーナー・・・参考のために掲示しておきます。http://www.nn.iij4u.or.jp/~sono/sample.html)。