回想法を応用:痴呆防ぐ効能!
大学生グループが上映活動!
このグループは、法政大学二年の菅原理之(ただゆき)さんら同大生四人。「ボランティア論」の講義で回想法を知り、「多くの人の記憶に鮮明に残る祭りの映像を活用できないだろうか」と話し合ったのがきっかけになった。
回想法は1960年代にアメリカで始まったリハビリの方法。人生の思い出を周囲の人と語り合うことで、感情や意欲など精神的な機能を向上させる効果が期待されている。日本でも老人施設などで取り入れるところが増えている。「会話のきっかけにしてもらい、わくわくする感情を思い出し、生きる張りにつなげてもらおうということです」と菅原さん。
九月から老人ホームなどで上映を始めており、東京都内のグループホームでは、浅草のほおずき市などの映像を入居者に見てもらった。九十二歳の女性は「昔はいろいろな野菜をゆでて、祭りの準備をしたものよ」などと思い出を語り始めたそうで、グループホームのスタッフは「家族と会ったときと同じようなうれしそうな顔だった」と言う。
回想法に詳しい慶成会老年学研究所(東京)の黒川由紀子所長は「若者と高齢者が心を通わせる、いい試み。過去を振り返るだけでなく、祭りに出かけることを誘うような活動も期待したい」と話す。
また、各地の祭りを撮影してくれる協力者も募集。ホームページ(http://genki.p-alt.co.jp)に祭りの取材のポイントが掲載されている。問い合わせは、WWBジャパン内事務局(03-3711-8514)。
私の感想
企画性・発想豊かな取り組みだと思います。
素晴らしい成果が報告されると良いですね。