Galantamineを服用した患者さんは、ADAS-cogが1.7点改善した!
コリンエステラーゼの阻害に加えてニコチン受容体を刺激!
治験2年目の成績はきわめて良好!
Galantamine:18カ月以内に米食品医薬品局(FDA)から承認?
二重の作用機序を有する新しいコリンエステラーゼ阻害薬によって,アルツハイマー病(AD)の症状を緩和または進行を遅延させることができると思われる。この薬剤,galantamine(Reminyl,Shire Pharmaceuticals社/Janssen Pharmaceutica社)はコリンエステラーゼの阻害に加えてニコチン受容体を刺激する。
2年目の成績はきわめて良好
サウスウエスタンバーモント医療センター(米バーモント州ベニントン)記憶クリニックの副所長でウィリアムズ大学(米マサチユーセッツ州ウィリアムズタウン)心理学のPaul R.Solomon教授は「ニコチン受容体を刺激すると学習,記憶,注意および集中力が改善することを示唆するデータが得られている。これらの報告はみなきわめて刺激的で,喫煙ではなく薬物でニコチン受容体を刺激できれば有用な効果が得られるとする論点を提起している」と述べた。
臨床試験ではgalantamineは認知機能や日常生活動作などの患者の行動を全般的に評価する、主治医ののインタビューに基づく変化の印象(CIBIC‐plus)で改善が認められている。
治験責任医師の1人でセントルイス大学(米ミズーリ州セントルイス)精神医学のGeorge Grossberg教授は「患者は治験の2年目に入っており,成績はきわめて良好と思われる」と述べた。
軽度ないし中等度のAD(アルツハイマー病)患者636例が参加した米国の二重盲検プラセボ対照試験では423例が6か月間にわたって1日2回galantamineを服用し,2l3例が同じく1日2回プラセボを服用した。被験者の62%が女性で,平均年齢は75歳であつた。
試験参加者はAD評価尺度のうち認知に関する尺度(ADAS‐cog)を用いた試験を,受けた。galantamine服用患者はプラセボ服用患者より認知機能の得点が平均で3.7〜3.8ポイント高値を示した。
Galantamineを服用した患者は治験開始時の得点より平均l.7ポイント改善し,プラセボを服用した患者の認知機能は逆に平均2ポイント低下した。初期のデータからは,患者は目標用量に到達後,早くも1週間で認知機能が改善することが示されている。
スイセン由来の天然物質
Grossberg教授は「galantamineはラッパズイセンから得られた誘導体であり,そのためほぼ天然の物質である。このことが一部の患者を引きつけている」と述べた。同薬はこのl8か月以内に米食品医薬品局(FDA)から承認されると思われる。
同教授は「同薬は半減期が短いため1日2回服用しなければならず,これが患者には多少負担となる。しかし,耐容性は良好と思われる。また,副作用や薬物相互作用もほとんどない」と述べた。
他のコリン作動薬と同じく,galantamineを服用した患者にも悪心・嘔吐その他の消化器系の副作用が認められている。しかし,それらは通常一過性で,1週間後には消失している。
先ずは、ガランタミンに関するこのホームページ上の最初の情報をお読み下さい。
記事を読みますと、Galantamineを服用した患者さんは、ADAS-cogが1.7点改善したという結果で、これはアリセプトの「平均して一点よくなるかどうか」よりも有効度が高いという結果のようです。
アリセプトに限界を感じた方が次に選択する手段は、「ガランタミンの個人輸入」ということになるのでしょうか??