DHAカプセル!
記憶力では差はなかった!
リノレン酸は体内で、EPA、DHAに変わる!
富山医科薬科大学教授の浜崎智仁さんらの研究グルーブは、期末試験を控えた学生42人を2群に分け、一方にDHAカブセル(1日当たり1.5〜l.8グラムのDHA)を毎日飲んでもらい、もう一方には大豆油97%と魚油3%の混合油を食べてもらった。投与前と3カ月後に知能テスト(例えは、短い文を読ませて、登場人物の数を答えさせたりする)やストレス負荷テストを行い、比較した。
その結果、記憶力では差はなかったが、「敵意性」を見るテストではっきりと差が出た。ストレス負荷テストは、例えば上司が「こんな報告書を出すとは何だ」と部下をしかりつけている絵を見せて、どう対処するか反応を見るもので、「余計な仕事を命令したおまえが悪いのだ」などと答えると、敵意性があったと判断する。これでみると、DHAカブセルを飲まなかった学生たちは敵意性や攻撃性を見せ、DHA群に変化はなかった。
浜崎さんは「ストレスのないときに同様のテストをしても、記憶力、行動とも差はない。しかし、ストレスがある状態だと、DHAを取っている場合には、精神安定の作用があるといえる。これは動物実験でも証明された。今後は動物モデルを使って作用のメカニズムを研究する」と話した。
以前我々も試験前には「脳代謝改善薬」を飲むと良いのじゃないかと冗談混じりで話したものでした。
DHAの話題は久しぶりでしたので、紹介させていただきましたが、「記憶力では差はなかった」という結果で残念ですね。
以前は「痴呆症に効果有り」と紹介されたこともありましたから、試用された方もお見えになるのではないでしょうか。
記事の中ではリノール酸、リノレン酸のことも解説されておりました。
大豆、菜種、紅花、コーンなどの植物油にはリノール酸が多い。これに対して日本古来のエゴマという植物からつくる油にはα-リノレン酸が多い。このリノレン酸は、体内で、イワシ、サンマなどの魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)に変わる。