ワクチンの有効性は、β-アミロイドがアルツハイマー病の原因であるかどうかに依存する!
〔ニューヨーク〕薬理学者のKenneth J
Bender博士によると,研究中のワクチンAN-1792は安全性が示されているが,アルツハイマー病で見られる脳のβ-アミロイド斑の蓄積の発生を予防し,病態を改善する可能性がある。ワクチンの有効性は,β-アミロイドがアルツハイマー病の原因であるかどうかに依存する。これが証明されれば、このワクチンによってすべての症状を緩和,あるいは少なくとも疾患の進行を阻止できると見られる。
同博士は「神経親和性物質および神経再生に関する多くの研究により,ニューロン損傷を回復する能力が高められそうだ。アルツハイマー病を阻止し,治療するという見込みは高まった」としている。
研究室での実験から,ワクチンは認知機能および病理を改善することが示され,その後,各種ワクチン量を早発性アルツハイマー病患者24例に6週間投与したところ 高い耐容性が示された。今後,第一相試験によって,実際の治療法に近い状態で複数の用量を研究する予定である。
また,いくつかの研究室はβ−アミロイドペプチドの生成を抑制するセクレターゼ阻害化合物の利用も研究している。
遺伝学の進歩により,β−アミロイドペプチドの過剰産生あるいは凝集の前駆体を予防することが可能になるかもしれない。
以前にもアルツハイマー病のワクチンに関する情報(http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/AlzWakutin.html)はお届けしましたが、その後あまり進展が無いようですね。
ただ、ワクチンの安全性に関しては、確認されてきているようですね。