原因遺伝子を特定!:「ネプリライシン」という遺伝子の作るたんぱく質が、βアミロイドを分解する働きを持つ!
新薬開発に期待!
理化学研究所・西道チームが初!
アルツハイマー病は、βアミロイドという物質が、記憶にかかわる海馬や大脳皮質の部分に沈着することで神経細胞が死滅し、発症すると考えられている。
研究チームは、ネプリライシンという遺伝子の作るたんぱく質が、このβアミロイドを分解する働きを持つことをマウスの実験で解明した。ネプリライシンの働きを、アルツハイマー病の患者と健康な人の脳で比べたところ、患者の脳では半分程度に弱まっていることが別の研究で確かめられている。この遺伝子の働きが加齢とともに何らかの理由で弱まり、βアミロイドがたまって発症につながったとみられる。
若年性のアルツハイマー病は、βアミロイドを過剰に作り出すような遺伝子の変異が原因になることが分かっている。しかし65歳以上で起こる老年性では、βアミロイドが作られる量は変わらず、発症の原因が分かっていなかった。
この病気の研究をめぐっては、22日に慶応大チームが発症する可能性を持つ物質を見つけたと発表するなど、将来の新薬作りにつながる成果が相次いでいる。西道チームリーダーは「今後5年で新薬開発のめどがつくのではないか」と話している。
私の感想
読売新聞記事を引用しましたが、各紙が一斉に大きく報道しております。
かなり大きなニュースであることには間違いないですね。
5年というメドも示唆していただけ、誠に心強い限りです。アルツハイマー病が「不治の病」でなくなる日は、もうそんなに遠い話では無くなりそうですね。
問題は、何故「ネプリライシン」の働きが弱まるかでしょうね。そこに「予防」の鍵があることになりますので。