癒し系物質「ギャバ」がボケを退治する

 

 抑制系の物質!


 老後の大敵=ボケに打ち克つ物質として、最も注目されているのが「ギャバ」だ。耳慣れない名前だが、ギャバとはいったい何なのか。

 「ギャバの正式な名前は『ガンマアミノ酪酸』。発芽玄米や発酵食品などに含まれるアミノ酸の仲間で、脳内では物事を考えたり、感情をコントロールしたりといった重要な役割を果たしています。従来は食事から摂るギャバは脳に届かず、効果がないとされてきました。ところが2000年頃から食品中のギャバが脳で作用するという報告が出始め、その健康効果に俄然注目が集まったのです」(ヘルスフード科学を専門とする、東京海洋大学大学院の矢澤一良教授)

 脳内ではアクセルにあたる「興奮系」と、ブレーキに相当する「抑制系」の二つの物質が働いている。

 「抑制系の中心的存在がギャバなのです。仕事や人間関係などで常に多くのストレスにさらされる現代人の脳は、興奮系の物質が増えやすい状態にある。興奮状態が続くと血圧が上昇し、血流が悪くなって脳の健康を損ないます。ギャバは血圧を下げて血行を促進し、140億個もある脳内の各細胞に酸素を十分に供給してくれる。脳を若く保ち、活性化することでボケを防いでくれるのです」(矢澤教授)

 脳卒中のリスクをも軽減してくれるギャバは、脳にとって究極の癒し系物質だ。脳に効く物質としては、魚に豊富に含まれ、記憶力や学習能力を高めるDHA(ドコサヘキサエン酸)が有名だが、ギャバこそ「第2のDHA」と期待されているのである。

 一日10〜20mg摂るのが目安だが、発芽玄米なら半合〜1合、たくあんで5〜10枚と手軽なのも魅力だ。

(平成16年9月18日号週刊現代 P202)

 

私の感想

 発芽玄米は、最近ちょくちょく記事を目にしますね。今回その作用機序が一般の方にも分かりやすく記事内で解説されておりましたのでご紹介致しました。

 確かに発芽玄米には、人間の神経細胞に多く含まれる神経伝達物質「ガンマーアミノ酪酸(GABA)」が多く含まれているのですが、発芽玄米の痴ほう症に対する効果がGABAによるものだけであるのかどうかは未解明の問題のようです。「発芽玄米なら半合〜1合」と記載されておりますように、1日にお茶碗2杯程度摂取できれば充分な量のGABAが摂取できるとされております。

 最後の「たくあんで5〜10枚」の部分は少し気にかかる記載ですね。従来「たくあん」は塩分含有量が多いので脳卒中予防の面からは敬遠されていた食品でしたが・・。いずれにしても「たくあん」と「GABA」の関連が私にはよく分かりませんね。 

 

「GABA」の参考サイト

 http://www.kobayashihakkou.com/GABA.htm

 http://www.ne.jp/asahi/seven/momo/utu/utu_dentatu.htm

 

「たくあん」の関連サイト

 http://www.hosp.go.jp/~skyoto/chishiki/eiym/eiym1506.htm

 

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