酒酔いの認識力低下は一時的

 中等度飲酒なら心配なし!?


  中等量の飲酒が心血管機能に良好な影響をもたらすことを立証する研究結果が相次いでいる。しかし、この効果は認識力低下という飲酒による悪影響で相殺されはしないのであろうか。

 今回の研究者らは、オーストラリアのl982〜9l年における第二次大戦退役軍人のアルコール消費量をもとに、9l年における彼らの一連の認識力判定検査の結果を 評価している。82年の対象退役軍人342人のうち、209例は9l年にも迫跡評価が可能であった。82年には、85%が中間値で38.2gのアルコール(おおよそ3ドリンク相応=わが国の350M缶ビールに換算して約3缶)を1週間に少なくとも1回は飲酒していた。その60%は安全量(アルコール量40g/日以下)の飲酒で、19%は間題量(同40〜60g)、2l%は危険量(同60g以上)と分類された。この82年の1日のアルコール消費量のレベルと91年に実施されたいかなる認識力の検査結果との間にも関連性は見いだせなかった。

 91年における飲酒量も認識力低下には相関しなかった。

  

(参考文献:平成9年11月 メディカル朝日 BML 1997 Jun 7; 314より)

 

私の感想

 愛酒家には堪えられない報告ですが、中等度飲酒量とは、1日に3缶(350M缶ビール)の機会飲酒、1週間の合計量で約7缶とされており、かなり少ない量でありますのでご注意を。

 以前のバックナンバーも参考に(アルコールと脳萎縮

 

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