アルツハイマー病・新危険因子

 続報!


 11月7日の毎日新聞の「新危険因子を発見」のニュースは、我々痴ほう症に取り組む医師にとっては大変期待を膨らませるニュースでしたが、その原著を読みましたので、詳細情報をお届けしたいと思います。

 私が毎日新聞を読んだときいちばん気になった点は、この検査の偽陽性率がどの程度か!?という点でしたが、報告によると

人数

AC/ACの数と%

若年性アルツハイマー病

88

11(13%)

コントロール

137

4(3%)

遅発型アルツハイマー病

163

23(14%)

コントロール

315

18(6%)

アルツハイマー病全体

251(88+163)

34(14%)

コントロール全体

452(137+315)

22(5%)

(参考文献:平成9年11月号 Lancet 1997.11.8)

 

私の感想 

 アルツハイマー病患者さんでの陽性率が14%、但し偽陽性率が5%という数字では、客観的指標としてはまだまだ使いにくいというのが私の率直な印象ですね。但しアルツハイマー病は多因子疾患ですから、検査すれば診断の有力な根拠にはなりますから、アポリポ蛋白以外に有力な危険因子が見つかってきたというのは大きな進歩ですね。

 

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