芸術療法で症状改善目指す!
ものわすれメンタルクリニック!
デイケア室では,痴呆と診断された患者に対して「芸術療法」を行う。芸術療法とは,患者に,絵画や陶器の制作,ダンス,歌,料理などに取り組ませる療法で精神科作業療法の一環として保険も適用されている。
院長の中川氏は,佐賀県嬉野町で精神科を中心にした嬉野温泉病院のほか,老人保健施設、グループホームなどを運営する医療法人友朋会の理事長。40年以上前から痴呆患者を対象に、芸術療法に取り組んできた。
クリニック開業のきっかけは,3年ほど前から入院中のアルツハイマー病患者をグループホームに移して芸術療法を始めたところ,入院時よりも徘徊・失行などの症状が改善したり進行が止まったりするケースがみられたこと。「それならば,入院するほど進行した状態でなく,発症初期のうちに手を打てば、もっと効果が上がるのではないか」(中川氏)と考え、人口の多い都市部に痴呆専門クリニックを構えた。
「進行が止まった」かどうかの評価は大変難しいので、客観的なデータが早く公開されることを願っております。
芸術療法、動物療法、園芸療法など多くの試みが実施されておりますが、どの試みが最も有効であるのかそろそろ検証すべき時期なのかなと感じています。