全国初の痴呆専門クリニック

 芸術療法で症状改善目指す!

 ものわすれメンタルクリニック!


 アルツハイマー病などの痴呆性疾患の早期発見・治療を目指す専門クリニックがこのほど,福岡市内にオープンした。その名も「ものわすれメンタルクリニック」(院長:中川保孝氏)。ビルの3,4階を使用し,外来診察室や検査室とともに老人デイケアを行うためのスペースを確保した。検査室には,最新のMRIが装備されている。痴呆専門の診療所の開設は、全国でも初めてだ。

 デイケア室では,痴呆と診断された患者に対して「芸術療法」を行う。芸術療法とは,患者に,絵画や陶器の制作,ダンス,歌,料理などに取り組ませる療法で精神科作業療法の一環として保険も適用されている。

 院長の中川氏は,佐賀県嬉野町で精神科を中心にした嬉野温泉病院のほか,老人保健施設、グループホームなどを運営する医療法人友朋会の理事長。40年以上前から痴呆患者を対象に、芸術療法に取り組んできた。

 クリニック開業のきっかけは,3年ほど前から入院中のアルツハイマー病患者をグループホームに移して芸術療法を始めたところ,入院時よりも徘徊・失行などの症状が改善したり進行が止まったりするケースがみられたこと。「それならば,入院するほど進行した状態でなく,発症初期のうちに手を打てば、もっと効果が上がるのではないか」(中川氏)と考え、人口の多い都市部に痴呆専門クリニックを構えた。 

(参考文献:平成11年7月号 日経メディカルP22〜23)

 

私の感想

 進行が止まった」かどうかの評価は大変難しいので、客観的なデータが早く公開されることを願っております。

 芸術療法、動物療法、園芸療法など多くの試みが実施されておりますが、どの試みが最も有効であるのかそろそろ検証すべき時期なのかなと感じています。

 

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