経口ワクチン療法:臨床試験は、H17年には開始できる見込み!
2004年4月10に京王プラザホテルにおいて開催された、「第五回・アルツハイマー型痴呆研究会・学術シンポジウム」のなかから、私が印象に残った演題を抜粋してご紹介しますね。
(1)アルツハイマー型痴呆の経口ワクチン療法(国立長寿医療センター 田平 武)
ヒトでの臨床試験は、H17年には開始できる見込みです。
そのためにも、早期診断がより重要な課題となり、特異的診断法の確立が重要である。
(2)アルツハイマー型痴呆に関する権利擁護について(筑波大学 新井 誠)
痴呆であることが判明した場合には、運転免許証の取消し・免許効力の停止をすることができる。
(3)痴呆にみられる精神症状・行動異常の薬物療法(愛媛大学 池田 学)
「もの盗られ妄想」は、リスペリドン1mg程度(0.5〜2.0mg)が非常によく効き、しかも投与開始2週間程度で効果が発現してくる。
参照:リスパダール(製品名)は、脳に作用して、いろいろな精神症状を改善するお薬です。また催眠・鎮静・鎮痛剤の効力を強めるためにも使われるお薬です。
DLBに伴うアルツハイマーに対しては、ドネペジル(=商品名:アリセプト)の0.5とか0.75mgといった非常に少量で効果が発現するケースが多く報告されている。
ピック病の、「脱抑制」・「常同行動」・「食行動異常」に対しては、SSRIが有効である場合がある(約半数)ことが1997年に報告されている。しかも投与開始後、意外と早い2週間目位より効果が出現してくるケースが多い(しかも、意外と低用量で)。
(4)15:20〜17:10のセッション1における座長(住友病院・宇高不可思先生)のコメントより
現在日本では、アリセプトの適応とされる軽度ないしは中等度のアルツハイマー病患者さんは、約72万人いると推定されています。
そのうち約1/3はアリセプトを服用していると思われますが、残りの2/3は服用していません。
私の感想
「第五回・アルツハイマー型痴呆研究会・学術シンポジウム」の詳しい内容は、いずれAD研究会ホームページで紹介されるそうです。
以下は私の個人的なメモです:
津駅を6:34の特急で出発したら名古屋に7:24に着き、25分ほど余裕があったので朝食を軽くとり、のぞみに乗車し9:30頃東京駅に到着。9:50頃には新宿に到着したので、急いで歩いたら10時の開演にはぎりぎり間に合いました。