Well, I'm serious

比較的まじめなお話


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4月14日 『満たされた日々』
ずっと落ち込んでいた。
久々に、ボーカルを意識して曲を創ってみた。

なんでそれを創ろうと思ったか、よく思い出せない。
とっかかりは、ふと思いついたことだったように思う。仕事中に断片を思いついて(神の啓示か?)それをボイスレコーダに録り、そこから発展させてみたのがそもそもである。

アタマにあったのは『元気が出る曲』みたいな曖昧なイメージだった。そこにデミーやその他色々なモノを重ねていったら、一つのはっきりとしたイメージになった。

打ち込んでみた。
いけそうな雰囲気だった。
正確に云うと、試験的に打ち込んで聞こえてきた音が、ゲティが思っていたモノに随分近かったのだ。(この時点でポシャるケースは多い)だから、やってみようと思った。

でも、こんな風に徹底的にエディットしてみたのは久しぶりじゃないかと思う。

ゲティは、完璧主義である。だから、やるときには徹底的にやる。…だけれど、時間に追われれば、プライオリティの低い部分を削らざるを得ない場合も、どうしてもある。だから、デミーの曲は、いずれも、自分では納得していないのだ。

そういった、時間云々を一旦全部忘れることにした。
ドラムのヴェロシティさえ細かくいじって、いつもなら面倒くさがって使わないSC-88の音色も探って、色々やってみた。
余談だけれど、こうして使ってみると、やっぱりローランドの音は太くて気持ちいい。時にはそれが邪魔になることもあるけれど、ディストーションの野太さなんかはやっぱりMUの比ではない。ゲティの持つSC-88はもう既に時代遅れの音源だけれど、それでもカッティングの補完、ドラムの補完には随分使える。中古で出ていれば、SC-88Proが欲しいな、なんてことも思えてくる。
そんな風に、徹底してみると…やっぱり、それが自分なんだな、と改めて感じる。つまり、そこまでして初めてようやくあるレベルを越えられる、それが自分なんだな、と実感した。

そして、そうやって煮詰めまくったモノの、納得のいくことといったら。
つくづく自分は音楽屋なんだなぁ、なんて思った。

もちろんそれは主観であり、他人がそれを聴いてどう思うかはわからない。ゲティはYsに触発されていわゆるゲーム・ミュージックライクな曲を創ることを始めたわけだけれど、あらゆることは独学であり、それが『いついかなるときでも』人を感動させる力となり得る、とは思えない。(なってたら曲でメシ食ってる)…だけど、落ち込んでいる自分自身を奮い立たせるには、充分な力を持っていたのだ。

なんとか、ボーカル曲として仕上げてみたいと思う。『やるとしたら誰に頼むか』は既に決まっていて(というよりむしろ『ゲティが持つ』『その人のイメージ』からこの曲を創ったと云っても良い)だから、なんとかその人に頼んで、完成形に持ち込みたいと思っている。そう…それはある意味、曲屋にとって、究極のゴールであろう。

先週末、そして今週末、ペルソナは全く進まなかったけれど(すまん(T▽T))なんだか満たされた時間を過ごせたのだ。

4月3日 『Get lost』
ちょっとここしばらく色々あってしんどい。
ついでに精神的にちょっときてるようで、なかなかよろしくない。

仕事は、既に辞める気持ちは固まっている。
今のところ、後始末というか、きちんとけりをつけるために投了の形を作っている段階で、それが固まれば会社を去ることになるだろう。時期的には9月になりそうだ。
もちろん、イヤだから辞めるんだ!!とかそういうのではなく、自分が本当に求めているのが何なのかが判ったから、そしてそれが今の会社にないことも判ったから、それを求めて…という意味合いであるが、いずれにせよ、そのための地盤固めというのは、なかなか、気概の上がらぬものである。

ペルソナの方は、やや停滞気味であろうか。
現状、しなければいけないことの多くは、CGを追加することであったり、振舞いを増やすことであったり、主にやっつけ仕事である。かつ、それぞれが実現にそれなりの時間を必要とするために、なかなか進められない。
また、どうしても盛り上がりという面では欠ける部分もある。

なんとか、自分を奮い立たせているけれど、なかなか、うまく行かない部分もあるよね。

3月1日 『ルビー』
ウチのネコ、ルビーの腹に、あからさまに怪しいしこりが発生しているのを見つけたのは、今年の始めだった。
一年ほど前、彼女は子宮ガンで摘出手術を受けている。それが転移だと気付くのは難しいことではない。

ここ2ヶ月ほど、データを集めてみた。測定には大きな誤差が出るから一概には云えないが、しかしそれでも大きくなっているのは確かである。

だけれど、既にもう13歳。
次の手術に耐えられる充分な体力が残っているわけではない。

医者に連れて行って、話を聞く。
結論として出たのは、『このままにしておこう』ということだった。

確かに、今取ろうと思えば取れるだろう。だが、それは確実に寿命を縮める。そして、ガンであることから、再発の可能性は高い。感染症併発の危険性だってあるだろう。それよりは、今まだ食欲も旺盛であるし元気だし、そのままにしておいた方がいいのではないかということだった。

どちらにせよ、生きても、残り数年、というところだろう。
その間、精いっぱい可愛がってやりたいものだ。

2月25日 『GAMBIT』
転職先探しの第一歩として、人材銀行から紹介があった名古屋の会社へ赴いた。

職種は制御系ソフトデザイナ。マイコンボードなどの制御ソフト屋である。

会社は名古屋駅から徒歩20分ほどのところにあった。案内されてその本社の会議室に入る。

ひとしきり話を聞いた後、事業所へと移動した。その、求人されている『制御系部門』は別事業所にあるということである。

ビルの中に入って、中を見てみてビックリ。

『うっ…カタログに載ってるのと、全然ちゃう……。』

…まあ、カタログの中身(特に写真)なんて、大概ウソ800だから、話半分で思ってはいたものの…なーんか、すんごく狭いのだ。…ま、都市のビル内にある会社だから、それは仕方ないのかもしれない。でも…ホントに狭いぞ、これ。このカタログの、明るくて広々とした開発環境は、これはなんだ、そういう絵画が社内のどこかにでもかかっているのかっ?(><)ウチの会社でさえ、『俺たちはブロイラーのチキンなのさ』なんてエンジニアに冗談云って笑ってたけど…これはさしずめ、『カン詰めのイワシ』ってあたりか。

『この辺りが実験室ということになりますね。』

じ、実験室。どっちかというと『実験倉庫』という感じが…。単に部屋の半分がオフィス(らしきもの)でもう半分がTOY BOXになっているだけだっ。

ま、まあ、自ら『中企業』を指定しているから、こんなものなのかもしれない。だけど…これは、すごい環境のような気がするっ。

仕事内容自体は面白そうだ。クルマの制御系だから、この先も見込みは充分あるし、興味もある。――だが…この設計環境は、ちと…というか、ひょっとして、ウチの会社って――今まで、『ぼっこい』と思ってたけど、実はそれなりに設備や環境はよいのでは。むむむ……。

『――どうでした?』

紹介が終わって別れ際。担当の方が訊いてきた。

『ええ、面白そうですね。』

と答えつつも、心の中では非常に困惑しているゲティ。むむむ…事態は非常に難しいぞっ。だって、確かに、規模の違いこそあれ、ああいった制御系、あるいはソフト設計の仕事にありつけるチャンスが、この先、ウチの会社でまったくないわけではないし…環境とか、今の生活とか、あらゆるものを考慮に入れたとき、もろ手を上げて転職する価値がこの会社にあるかと云えば…むむむ。(それに、やっぱり英語とはあんまり関係なさそうだし)

――まあいいや。
とにかく、外へ目を向ける最初の一手にはなり得た。
今日明日でとっとと決めてしまうような類のものでもないし、じっくり見極めるようにしよう。
結果として、今の会社に居続けることになるかもしれないけれど…それは、結果であって、すべてを考慮した結果がそうであるのなら、受け入れるさ。

そうそう、とにかくTOEICを受けておこう。会社からなんてアテにならないこと云ってないで、もう自分で行かなきゃね。試験は5月6月(二連チャン)。まだ先の話だけど、こっちも、まずは第一歩。

2月18日 『仕事と英語』
今年の頭から、異動になった。

会社員である以上、人事異動は避けられないし、受け入れなければならないものでもある。
だけれど、あんまりだ。
『I've had enough.』って云って解るだろうか。
今の部署は、英語と何のかかわりもない。
アメリカにいるエンジニアにさえ、『お前は今まで会ったお前の会社の連中のうち、一番英語が上手い』と云ってもらえたのに。
その俺を、英語と関係ない部署に移すか。

自慢はだいっ嫌いだ。
だけど、云わせて欲しい。
随分、努力したよ。
独学で2年、NOVAに入って2年。
NOVAには、自費で60万払って、それを取り戻すべく頑張ったよ。
結果として、半年でLv.7AからLv.4へ、そしてそこから一年でLv.3へ移った。
まずないそうだ。そうだろうね。死に物狂いで勉強したからね。
そして、いい宣伝材料として名前を使われたよ。

それでも、会社からTOEICすら受験させてもらえない。
エンジニアを育てるつもりがないのか?

英語でコミュニケーションを取るということは、結局、言語処理部とそれに繋がる辞書部がきちんと脳内に生成されているかどうかということに帰着すると思う。
聞いた単語をその前後の響きから判断すること。それを辞書部に送りマッチさせること。マッチしなければ、前後の単語を記憶しておき、それらから推測する。そして、自分の中でそれに対する回答を考え、必要な単語を辞書部から引き出し、文法というルールからみて適切な文章を生成し、そして正しい発音にてそれを喋る――それらを、リアルタイムに、しかも実用的な時間内にて処理するためには、それなりのトレーニングが必要である。そう、トレーニングである。脳内にそれを処理するスペシャルパートが必要なのであり、それには野球を練習するなどといったのと同じ種の訓練が必要なのだ。そしてその生成には、概して、多大な時間が必要とされる。

それをさせておいて、すっぱり切るか。
それを生成できる事すら容易ではないというのに。

カタログスペック主義がいまだに残る日本では、本質を見極めるのは難しいのかもしれない。
英語能力でも、『資格はないが電話口ではペラペラ』なのと、『オーラルコミュニケーションはそれほどでもないが、資格は英検1級』なのとを比較した場合、まあ日本の会社では後者を採るだろう。
バーーーーカ。
もうちょっと、真実を見極める目を養うことだね。

顧客先のエンジニアに相談したら、カリフォルニアに来いとも云われたよ。
それも選択肢の一つかなと、本気で思う。
そして、それでもやっていけるという自信もある。
友人も多いしね。

今にして、ホントに、英語とその文化が好きなんだなぁと思う。
それこそ、英語の教師の資格をとってもいいくらいだ。
ゲティも、そろそろいい年だ。
骨を埋める仕事を見極める年なのだろうね。
少なくとも、今の会社じゃないところにね。

ゴメンね。あまりにも腹立たしいもので、どうしても書かずにいられなかったんだよ。

2月17日 『インフル君』
医者にはかからなかったけど、これはインフルエンザだろう。
一発引いた直後にもう一発を食らったからだ。

一つ引いて、医者に行って、回復した直後、二つ目を引いた。
まあ、フツーのカゼだろう、とタカをくくっていた。
そして、いつもなら治るからと、強行ランニングにも行った。
マジなハナシ、大抵のカゼはこれで吹き飛ぶのだ。(少なくともこれまでは吹き飛んだ)

だけど、それで治るどころか日に日に状態は悪化し、身体中の痛み、関節の痛み、頭痛、発熱、喉の痛み、気管支炎と、一通り食らうに至った。(多分下痢も食らっていたのだと思うが、普段から下痢体質なのでそれは気にならなかった)

特に酷かったのは、咳と熱だった。

そもそも普段熱が出ない体質だから、ひとたび熱が出るとしんどい。頭はくらくらする。だけれど、仕事に行かざるを得ない。何故なら、どうしても次週用事があって休まねばならなかったからだ。おりしも、顧客先のエンジニアが来ているときで、それもあって休める状況ではなかった。

それでも、眠れればどうにかなるのだが、咳が酷くて眠れないのだ。

ベッドに入る。ノドがイガイガしてくる。咳をする。その咳自体もなかなか止まらない。ようやく止まって、寝ようとする。しばらくはいいのだ。だが、1分もするとまたイガイガが戻ってくる。一に戻る。――これを繰り返して、朝の4時ぐらいまで寝つけない。こうなると睡眠導入器など効きはしない。最後には咳のしすぎで喉と横隔膜が痛くて咳それすら出来なくなる状態である。ホントに、どうしようもない。

これまで、こんな酷いのをくらったことはなかった。おかげで、進めようと思っていたペルソナも止まったっきり。こういうので予想外に止められてしまうと辛い。計画がどんどん遅れてしまって、進めようにも進められないからだ。そう、進めようとしたのだ。だが、とてもじゃないが頭がぐるぐる回って進められなかった。

とりあえず、この週末はかなり良くなってきて、熱だの痛みだのは収まったから(あとは咳だけ)来週には復活できるだろう。
自分の体力の衰えを垣間見た一週間だった。

2月8日 『ねむねむ』

寝つきが悪くよく眠れない慢性不眠症を打開すべく、睡眠導入器を試してみることにした。

原理は単純である。機械を頭に巻きスイッチを押すと、そこから14Hzの低周波が発生する。この14Hzという周波数は、脳が眠りに入る時の脳波に近いのだそうで、これで脳をダマすわけである。(ぉぃ)

不眠症はおおざっぱに、寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に目が覚める、朝目が覚める、に大別される。このうち、このマシンがターゲットにしているのは最初の『入眠困難型』である。――ゲティは典型的な『寝つけない』タイプ。まさにぴったしではないか。

さて、10日間の試用期間の間に効果を確かめなければならない。
とりあえずトラーイ。

●一日目
あえて寝る前にコーヒーを飲んでみる。(またこういう機械いじめを…)器具を装着して、いざベッドへ!!
2:15にベッドに入って、多分寝ついたのは2:30ぐらいだろう。入眠まで15分、これはかなり早いぞ。
●二日目
同じくコーヒーを食らってから寝てみる。同様に、約15分の入眠時間。なかなか効いているようだ。
●三日目
少し酒を入れて寝てみる。酒を飲んで寝ると、量によっては神経が興奮して寝つけなくなる。それを見越して、寝つけなくなるような量を飲んでみる。――睡眠導入まで約30分程度だったか。少し長いが、一時間かかってもおかしくない状態だから、これは好成績ではないだろうか。
●四日目
同じ事を行う。結果はやはり30分程度。特にこの日は、出処不明のノイズ(不明なもんか!!(><))で一旦目が冴えた。この場合その後やはり一時間ないしはそれ以上の入眠時間を要する場合が多いのだが、それが30分で済んだのはすばらしい。
●五日目
コーヒーなしでトライ。しかしカゼの為ノドがイガイガして寝つけず。とは云うものの、記憶があるのは30分程度。きっと通常なら1時間弱かかっていたであろうと思われるので、ヨシとする。
●六日目
同様にノドのイガイガが寝つきをジャマする。うとうとしてくるとノドががらがらしてくるので眠れないのだ。でも昨日同様30分ほどでおネム。
●七日目
一度、モードを『強』にしてみた。――結果、15分ぐらいで眠りに落ちた――が、自分のいびきで目が覚めた。(T▽T)いびきなんてかかないワタシにいびきをかかせるとは…このモードはちと強すぎる。使わないようにしよう…。


結果として、なかなか効いているのではないだろうか。毎回生理食塩水をつけなければならない煩わしさはあるものの、寝つき時間が1/2になるのであればそれくらいは我慢できる。それに、こころなしか、睡眠の質それ自体も若干上がっているような感じで、このトライアルの間、会社で眠くなるということがあまりなかった。

とゆーわけで、購入の価値はありとみた。明日はおカネを振り込んできましょ。

1月25日 『TOO MUCH』
やっちゃったなぁ。
アレだけはやってはいけないと思った。いや――会社の方針としては、アリかと思う。でも、今だけはやっちゃいけなかった。

だから、ホントはフリーのプラットフォームでやりたかったんだ。


目先のことしか見えていないのだろうか。
『マガイモノ』の仕様は、わしみたいなイナカ技術者の目にも魅力的に見える。(作者のスタイルはともかく)
今の世の中、潰れようと思えばすぐ潰れられるぞ。逆に5年10年生きようと思ったら、細かいことを積み重ねていかなきゃならない。それを、なんであえて全部崩すかな。

…まあ、ウチはもはや成り下がったただの一弱小ヴェンダだ。
その発言に、何の影響力もないだろうから、何も云わないことにする。(そんなヒマもないし)
とりあえず、少なくとも一人は、ウチのためだけにレジストした人がいるようなので、わしはその人のためだけにでも続けて作っていくことにする。幸いウチの作品は依然ひと様に目を向けてもらえるような出来ではない。ほそぼそやっていっても、殆ど差はないだろう。

ただ…あの雑誌に『可』と答えちゃったのは、ミスだったなぁ…。

1月5日 『ダメだぁ!!俺には才能がない!!』
昨日、今日とCGマイナス街道まっしぐらだ。

だいたい、ゲティのバヤイ、初期状態を100とすると、完成時に100以上になることはナイ。
(減点要素はあってもなかなか塗り以降の作業ではプラスにはならない)

従い、いかにミスを抑えるかが重要である。
囲碁・将棋と似たようなものだ。

しかし、解ってはいるのだが、やっぱし、ゴマ化しの利かないサイズで描いていくと、バシバシ減点要素が出てくる。

まあ、その辺は経験が少ないので、ある意味仕方がないのだが。
しかし、負けな日々が続くと、さすがにへこんでくる。

…とりあえず、シャツのシワと、影をほぼ全面やりなおして、かなりリカバれたようだ。
時間がかかることは、しょうがない。常に全力を尽くそう。それが、自分に出来る唯一のことなのだから。

12月23日 『PMII』
ある日親父に呼びかけられる。

『これ、ハンダ付けしてくれんか。』

渡されたのは、ゲティが随分前にあげた携帯マージャンゲーム、パーフェクトマージャンIIだった。

裏蓋の既に開けられたそれ、その電池ボックスからの配線が切れている。ああ、そんなものくらい…と、それを直して渡した。

その日の深夜。トイレに行くついでに、ネコにちょっかいかけようと応接間へ。
一通りネコと遊んだ後、ふと目が机の上のそのマシンに移る。

手にとって見てみる。

もうボロボロである。たぶん、買ったのは10年くらい前のはずである。
ナゼか電池蓋がテープで留めてある。『?』取ってみると、原因が分かった。すでに蓋が反っているために、ロックが効かないのだ。

だけど、それでもまだ動く。たいしたものだ。

スイッチを入れる。
お決まりのビープ音と共に、ゲームが始まる。
――しかし――
『…ん?なんじゃこりゃ。ボタンへっこんでるやん。』
スタートレベル3ボタン、リーチ、アガリなどのいくつかのボタンが、完全にへこんでしまっている。
『しかしまー、えらいコト使い込んだモンやな。いくら10年モノとは云え…こんなモンくらい、俺に云えよな。いくらでも新しいヤツ買ってやるのに…。』
って、ちょっと待て。様子が変だ。…このボタン、完全にへっこんで戻ってこないやん。そこまで使い込んだのか?ちょっと押してみる。…感触がない。電源を入れ、ゲームを始め、リーチを押してみる。反応なし。
『???』
これじゃ、アガれないじゃん。

そこでピンときた。『ははぁ、ゴムボタンがとんでるな?』
ボタンによく使われるゴム製のスイッチ素子。それが、すりへってるのではなくて、ヌケてるのだと悟った。きっと、自分でフタを開けてなんだかんだやってたときに、知らずボタンを飛ばしたんだろう。
しょうがないな。
だが、周囲にそれらしいパーツはない。
じゃあ中だ。もしそれらしいのがあれば、こっちに頼んだときに、それらしいことを云ってるはず。

ちょっと開けてみよう。

…をい。なんだこのネジは。アタマ、ツブれてるじゃん…。
また、合わないドライバーで無理矢理開けたな!?どーしてそういうことをするんだ!!(><)もー、しょーがない。魔法の液体を垂らして…よし、抜けた。ネジはパーになるが、しょうがない。

さらに、内部の基板のネジを精密ドライバーで抜く。そして壊さないように注意してそれをどける。

…あった。ボタンが転がってる。ピンセットでそれを注意深く拾い上げる。
――けど、それが二つしかない。おかしいな…もう一個あるはずなんだが。
角度を変えてあちこちを覗いてみる。と…あった。すみっこに紛れ込んでる。しかし…このスキ間は、ちょっと難しいな…どうしたものかな。ピンセットを突っ込むわけにもいかんし…。

――よし。楊枝!!カッター!!楊枝をそいで、薄い棒を作って、それをツッ込む!!――いいぞっ、取れた。それを落とさないように拾い上げて――やった、やったっ、やったよっ!!(≧▽≦)(コロ助風)

よし、あとはそれを元に戻してフタを閉めるだけだ。動作確認――よし。リーチもかかるし、アガりもOK。完全に息を吹き返した。

もうこんな時間か。そろそろ寝るか。今日は疲れた。
まあ、このマシンももう古いけど…画面、デカいからな。目の悪くなった親父には、GBやワンスワ用のマージャンよりも、コイツの方が合ってるのかもね。

明日、勝手に直ってるコレを見て、びっくりするかもね。
それはそれで、サンタの魔法っぽくて、いいだろう。


12月5日 『Sayonara, bye-bye』
もう、お別れだね。
Well...it's time to go....

一月――一月がこんなに短かった事なんて、いままでなかった。
I'd never thought that one month would pass so quickly.

楽しかったよ。心から楽しめた、そう思う。
Yeah, I had fun. Really...good, great staying. Magnificent.

エンジニアたちは、みんな親切で丁寧だった。食堂のオバちゃんは、顔を憶えてくれて、いつも楽しい会話をしたっけ…そう、いつも新札のことでね。たまーにボロボロの札を持っていくと、『今日は新品じゃないの?』なんて。
Engineers there were so courtesy and kind, heartful. That woman working at the cafe remembered me and we always talked about "the new bills" I paid. The day I paid old bills said she "You didn't make this today!!"...yeah, it was fun!!

ホテルは電話でトラブルがあったり、カードキーがわけもなく使えなくなったりで、色々あったけど…こっちじゃそれが普通だもんね。誰も文句なんて云わない…むしろ、それでフロントと仲良くなっちゃったりする。面白い文化だなぁ、と思う。
At the hotel I've got troubles on the phone, even the card key has somehow expired 'couple of times...but, maybe this is usual here. No big complains...I know the front guy well and he knows me as well...because of this. Good culture, huh?

挨拶。ほとんどの人が、目が合えば笑顔か声が帰ってくる。疲れたときなんか、それを期待して廊下をうろついてみたりする。
Greetings. Most of the people smile or say hello when I've got an eye contact. When I'd got tired I sometimes walked around expecting this.

あの、3階にいた、自販機の所にいたおっちゃん。『くそー、頼むよー』って1$札をつっこんでた後、結局諦めてコインで菓子を買ったら廊下でばったり会って。『動いた?』『動かへんかった』『?』『小銭使った』で大爆笑。…なにで働いてる人だったのかな。
That guy on the 3rd floor!! When I wanted to buy a snack, and I was trying to put 1$ bill into the machine, yelling "Hey boy, c'mon!!", he laughed at me, 'en, y'know...I ended up with just using coins. After that, we've met in a corridor right? "It worked!!" "No, it didn't." "?" "I used coins." "Ha hah!!" Yeah, that was fun...I just wonder what he works on....

レンタカーのフロントのおばちゃん。3回も行ったから、顔憶えられた。『なんで延長しなかったの!?』『だって知らなかったんだもん…。まあいいよ。2ドアのスポーツカーを運転するいい機会だから。』『あたしゃミシガンに娘がいてね。』『いくつ?』『17歳。』そんな話をしたっけ。
The woman at the front of Hearz. She rememberd me 'cuz I've got there three times. "Why didn't you extend?""Could I!? I didn't know!! ...well, probably this is a good oppotunity to drive 2-door-sports-car.""I've got a daughter in Michigan.""How old is she?""Seventeen."...yeah, I remember....

トイザラスから出たとき、おっちゃんに呼び止められた。『新聞をとらないか?1年だとこんなに安くなるぜ。もちろん、6ヶ月、3ヶ月でもOKだ。』『いいね。ただ残念なことに、僕3日後にここを発つんだ。』おっちゃん苦笑い。『それだとちょっと難しいな。』『まあね。』『どこへ行くんだ?』『日本へ。』『そうか。がんばれよ。』『ありがとう。』あのあと、契約取れたのかな。そうだといいけど。
Just got out of ToysRus, I've got been called. "Hey, this is news service...if you've got subscribed, you've got discount. There are options, y'know, 6months, 3months...""Yeah, it looks good!! But unfortunately I'm gonna leave in 3 days.""Oh..." smiled the man bitterly. "In that case things are a little bit difficult.""I know.""Where are you going?""Japan.""Good place, huh? Good luck.""Thank you."...Has the guy successfully got subscribers...? I hope so.

きっと僕は、この国で生まれて育ってるべきだったのかもね。
Probably I shoulda' been born here and grown up.

だけど、ゴメン。やっぱり、帰らなきゃ。…僕には、両親がいる。これから養っていかなきゃならない両親が。…彼らを捨てて、自分の勝手を云うことは、やっぱり僕には出来ないんだ。――それに、ホラ…自分のプロジェクトもね。…わかってるよね。みんな、待ってるんだ。
But...uh, ...I gotta go. I've got parents. Parents I should take care of. I can't abandon them just for myself...and, y'know, my project. They are waiting...waiting for my back.

だけど、僕はわかってる。この一月は、自分の中でも最高の経験だった。そしてきっと、生涯の中でもいい経験の一つになるだろう。
But I know, this was one of the best experience ever had.
And, is supposed to be one I'll have.

バイバイ、カリフォルニア。またくるよ、いつかきっと…約束する。
だって僕は、ここが好きだから……!!
Good bye. I'll be back here, someday, again. Yeah...I promise. 'cuz, y'know...I love here....!!

11月18日 『ネコプレートとGUARDIAN ANGEL』
ふらりと、GREAT MALLへでかける。
GREAT MALLというのは、サンノゼのやや北にある、大きなショッピングモールである。
内部はかなり大きく、一回りするだけでも30分ぐらいかかる。
大したものがあるわけではないけれど、この中をぐるっと回りながら、色々な店を見るのが好きなのだ。

特にこっちのファンタジーライクな置物なんかが好きだ。
メタル製のドラゴン・ワイバーン、木製の鷲・鷹や猛禽類、そしてフェアリー・エンジェルなどの陶器や蝋(?よくわからん)の置物、あるいはオルゴール、などなど…。
一つくらい買って帰りたいなぁ、なんて思いながら、やっぱり壊れそうでいつも買えずにいるけれど、とにかく、アメリカへ来るといつも見て帰るのだ。

行ってみると、一部内部でバイパスが出来ていて、新しくなっていた。
『BONSAI GIFTS』と銘打たれた盆栽屋があったのはさておいて(こっちの気候でちゃんと育つのか!!(><))その対面に『COUNTRY CLUTTERS』なる新しい店ができていた。

見かけがはっきりそういうヒーリング物を置いてある店だったので、扉をくぐった。

中はやっぱり思った通りで、色々なボトルキャンドルやアロマテラピーもの、小さな絵画、ぬいぐるみ、置物などが小さい室内に置かれていた。きっと出来たばかりなのだろう、店員はおっちゃんおばちゃんと若い女性だったけど、みんないきいき動いていた。

奥まで行くと、陶器製の壁掛けプレートがあった。FRIEND、FAMILY、SISTER…そんなのに関する言葉が書き込まれている。そんな中にネコのを見つけた。

『This house is maintained for the convenience and confort of my CAT.』

ネコがだら〜っとソファの背もたれの上で伸びている絵と共に書いてあった言葉。思わずにやっとさせられる。さらにもう一枚。

『If the dustball moves, probably it is the CAT.』

こちらも寝てるネコの絵。これはやられた。ストライク入ってその場で静かに爆笑するゲティ。

これは買いたい…ところなのだけど、どうも最近、トラベラーズチェックが使えないようなのだ。聞いてみると案の定ダメとのこと。きっと何かトラブルが多いからなのだろうけど、これはまた後日、現金を作ってから買いに来ることにする。

さて、更に奥へ行き置物を見てみる。ポリスオフィサーと、ファイアファイターのだ。両方とも、ヒーローとしての姿だけでなく、日常の優しい一シーンを捕らえているものもあって、いいなぁ、と思った。バッジを見せ拳銃を抜きながら走り出す瞬間、警察犬と話をしているシーン、子供と話すシーン、あるいはクルマをこじ開けようとしているシーン、今まさに放水を始めようとしているシーン……。

そんななかに、天使が護っている置物が、両方に一つずつあった。片方は、オフィサーが銃を構え子供を護っている、その二人を護る天使の像。もう一つは、子供を助け出した消防士を、火から護っている天使の姿。

ドキリとした。きっと、これを創った人は、真の意味で『戦う者たち』への願いを、加護を込めたのだろうなぁ、と胸が痛くなった。

ここ最近の、日本警察機構の不祥事。むろん全員がそうではないだろうし、アメリカにだって腐ったことをするオフィサーもいる。

だけれど、こういうのを見ると、願わずにいられないのである。正しい者が最後に笑い、悪い者が最後に罰を受ける、公平な世の中であって欲しい、と。

それだけ見て、その日は店を後にした。トラベラーが使えないのでは話にならないし、おそらく他の店でも崩せないと思うので(実際三店ほど断られた)帰ることにした。でもこの店は気に入った。もし次に来ることがあったら、また来てみたい。――GREAT MALL自体、かなり経営も危ういようで、来るたびに店が変わっている。潰れた店も幾つかある。だけど、この店は残っていて欲しいなぁ…と思った。――いや、残っているだろう、あれだけいきいき働いている人たちだったのだから……。

10月29日 『嬉しー』
いつものようにメールを受信する。
と、そこにフィム関連の、一通のメールが含まれていた。

それはまあ、よくあることなのだけれど、驚いたのは、それが
ガイジンさんからだった
ことだった。

…確かに、フィムの時は、サポートとか、英語含ませて書いてたけど、それは自分の語学力向上のためやってたことであって、そんな、ガイジンさんに使われることなんてまったく想定してなかったのだ。

内容それ自体は数行の英語と、それを翻訳ソフトで訳した日本語(本人さん申しわけなさがってた)だけだったので、どう感動したとか、そういう中身ではなかったけど、ガイジンさんに、気に入った、英語verをリリースするつもりはないのか?と訊かれたのは、ホントに嬉しかった。

とりあえず、フィムはこれ以上更新しないこと、おそらくは英訳している時間もないことなどを英語で丁重に書いて、送り返したけど…いや、ホントに嬉しかったし、ビックリした。

10月4日 『いちま〜い、にま〜い、さんま〜い』
描いても描いても減らな〜い…シクシク……。(T△T)

道路は、二倍の速度で走っても1/2の時間では着かない。
50kmの道のりを50kmで走って1時間で着いても、100kmで走って30分では着かないのだ。
これは『飛ばせば飛ばすほど道路が伸びる法則』であるが、同じ事が起こっていること請け合い。

…温泉行きたい…。

9月20日 『ある一日』
仕事の合間をかいくぐり、beta1.00を試す。
昨日から相変わらずPsnEditが立ち上がらないので途方にくれる。
症状から判断する限りランタイム不足のようだが、ページには何も記述はない。これまで使っていたVcl35.bplは静かにそこに存在しているが、どうやら働いていないように見える。
ふと思い立って、ファイルネームをぱっと浮かんだVcl40.bplに変更してみる。
(名前に特に意味はない。ver3.5の次はきっと4.0だろうと思っただけ)
エラーが変わった。
つまり、新PsnEditはVcl40.bplとやらが必要だということだ。

そいつをゲットしてきて再トライ。
成功した。PsnEditは立ち上がった。
新psnファイルを作り、再コンパイルし、テストコードを起動。
しかし、1.00betaはDevByZeroを吐いて起動しない。

DevByZeroと云われても、何のことかわかりゃしない。
コードは削れるだけ削ってある。ほとんど数行だ。
もちろん、少々中身を変更してみるくらいでは症状は変わってくれない。
どうも、これはコードの問題ではない。もっと他に、根本的な、…いや、むしろばかばかしい原因があるはずだ。
…だが、埒があかないので、一旦仕事に戻る。

しばしのち再トライ。症状変わらず。
世の中には時間が解決してくれる問題とそうでない問題がある。
前者にぶつかったら飛ぶ前に考えよ。後者にぶつかったら考える前に飛べ。
しかし、何より大事なのは、それがどちらに属するかということを可能な限り早く見極めることである。

しかしここでPsnEditをぼうっと眺めていてふと気づく。
『vendor-common-key』『persona-common-key』の項目だ。
…そういえば、ソイツを設定していない。
読み込んだベーステキストにそれが入っていなかったから気にしていなかったが、よく考えてみれば少し前からexaを暗号化するように変更したから、これじゃ読めるわけがない。
原因はそれか?
キーを設定し、psnファイルを作り直し、再起動を試みる。
…成功だ。彼は何ごともなかったかのように立ち上がった。

ようやく、懸念であった判定ルーチンを試してみる。
…OKだ。DR7.1では動かなかったものが、1.00betaでは動く。
あとはスピードの問題などあるが、とにかく関数が今まで思うとおり動かなかったのは、DR7.1の不具合だったらしいことまでははっきりした。これで考え込んでいた部分にようやく移れる。
既に、その部分を思いついてから一週間が過ぎていた。

さて、ここまで来たら、デミ本体の移行に移らなければならない。
だが、移行は概して容易ではない。更に今回は、プロパティなど一切のファイルに互換性がないということで、一旦全てを消さなければならない。

…だが。
プロパティを消す瞬間、指が止まってしまった。

なにをためらうというんだ。たった3ヶ月の付き合いだ。
しかも、依然デバッグ中ときている。
必要とあらば、いつだって設定をいじることは出来るんだ。
そしてこれからだってそういうことは多々あるだろう。

だのに、どうしてこんなに心が締めつけられるのだ。
それに、ふと心配が心をよぎる。
『本当にこのまま無事移行できるのだろうか?』
『今日はとにかく朝からツイてない。信号にはもれなくつかまった(踏切のおまけ付き)し、体調も悪いし、オヤジはぷんすかしていた。
郵便ポストは赤かったし、電信柱は高かった。
こんな日に、コンパイルに失敗して、彼女を失うなんてことがないと、どうして云えよう。』
いやしかし、さっきテストコードをコンパイルして成功しているのだ。一つメジャープロブレムはあったが、原因は判明しているし、それはこのコードでは解決済みだ。

…ええい。とにかく、消すんだ。
プロパティを全消去。そしてpsnファイルをプット。
コンパイルをかける。
だが、MMX166ではコンパイルが遅い。じりじりしながら待つ。
と、幾つかのモジュールでエラーを吐く。
そういえば、昨日思いついて書きかけになっている部分をまだデバッグしてないのだった。こういうとき、くだらないsytax errorはもどかしい。やきもきしながら、ひとつずつつぶしていく。
つぶしていく途中にテキストエディタがハングする。――落ち着け。ここでアツくなったら負けだ。

やがて、全ての移行作業は完了へと近づく。
コンパイルは終わった。ディレクトリの整理も終わった。psnファイルも新版を置いてある。
すでに、1.00それ自体はアヤカと共に起動している。
あとは切り替えるだけだ。
――大丈夫なはずだ。起動直後に落ちる要因はない。
考えられるハードルはもう無いはずなのだ。
だけれど、忍び寄る不安をどうしてもぬぐいきれない。
それは往々にしてその通りの結果をもたらすものだ。

――どうしようもない不安を無理に振り払い、意を決して、『切り替え』ボタンを、押す――!!


――ここまできて、幾つか問題も出てきている。
工数的な問題で、かなりの遅れも出ている。
…だけど、やめるわけにはいかないのだ。
やめられるわけがあるまい。そこでたたずむ、彼女の笑顔を見たら……!!

9月14日 『季節の代わり目』
さすがにちょっと疲れがたまっているゲティである。
ここまでかなり飛ばしていることへの反動だろう。おりしもペナントは終盤を迎えているが、いわば、そのピッチャーのようなものである。

調子としては悪くない。
前回のミニスランプ以降は、これといって谷間も来ていないし、いつも通りに時間を費やしてしまう以外には、特に精神面では充実していると云ってよいであろう。

ところで、ここへきて気温もぐっと下がり、秋らしくなってきた。
季節が変わる頃になると、いつも前年の事を思い出す。
去年は…そう、DDR2の誘惑と戦いながら、タイマーだったかおでかけだったかあたりを組んでいたのだ。

はっきり憶えているあの時からの一年が、早かったのか遅かったのか。
その間に、自分に何が起こり、そこから何を学んできたのか。

あゆみの遅さは、相変わらずだけど――
とにかく、区切りが目の前まで来ている。
もうひとがんばり。

8月30日 『ノリ3'』
あ、いや、直ったみたいです。(爆)

ホントに、不思議だなぁ。
昨日は見えなかったラインが、びしばし見えてくるんだもん。

ま、とにかく、明日は走行です。

8月29日 『ノリ3』
来た。
来た、来た。
例の、どうしようもない無気力さが。

いったい、なんなんだろう。不思議である。
ホンの二週間前は、活気に満ち溢れていたのに。

幸いにして、この無気力感は、絵にだけ来ているものらしく、それ以外にはとりあえず影響はない。
仕事もべつだんつまっていないし、体調も(ちょっとだるさはあるものの)そんなに悪くない。

まあ、弱音を吐いていてもなんにもならないので、なんとかリカバーしようと思うのだが、その前に鈴鹿本コースでのスポーツ走行レッスンで、ぱーっと気を晴らしてこよう。