Vocablary

単語集


●シーケンスソフト
演奏情報を保持し、それを音源やサウンドボードに送信することによって音楽を奏でる(奏でさせる)ためのソフト。曲を奏でる時に、それらを統括して制御するソフト。RolandならCakewalk(Roland製ではないが、ミュー次郎シリーズのバンドルソフトとしてこれが選ばれている。ワタシが買ったときなんてMusicatorだったぞ(><))、YAMAHAならXGWorksがこれに当たる。

●スケール
音階のこと。定規ではない。音階というのは、ある曲の中で(もっともよく使われている7つの)使われている音を並べたもの。それは主に、『ドレミファソラシド』と聞こえるか(長音階)、『ラシドレミファソラ』(短音階)と聞こえるか、どっちかである。

●ソフトウェアシンセサイザー
もともと、MIDI音源は外付けのハードウェアから始まったが、それをソフトウェアで実現したもの。PC性能の進化に伴って、その処理をCPUが行えるようになってきたため。メリットは、安いこと、手軽なこと。デメリットは、クオリティではハード音源に一歩譲ること。

●デュレーション(ゲートタイム)
音長。特に、その音が鳴っている有効期間を指す。

●ベロシティ(ヴェロシティ)
ある音を演奏する強さ。あるいは鍵盤を叩く強さ。ベロシティ(verosity)というのは速度のことなんですが、なんで速度なの?と思うかも知れません。タッチセンサーが付いてる鍵盤では、その押す強さをセンシングするために2点にスイッチをつけて、その2点間がOnになる速さによって、押す強さを判定しているからだと思ってください。

●ノート
音のこと。コードの一番上に位置する音を『トップノート』と云ったりする。

●音源
いろんな楽器の音色をデータとしてその内部に保持し、送られてきたデータを元に音楽を奏でるデバイス。ハードとは限らずソフトウェアの場合(ソフトウェア音源)もある。ハード音源は音質/発音速度で有利、ソフトウェア音源は価格/手軽さで有利。

●GM/GS/GS2/XG
すべて、『違う音源でも、ニュアンスを損なわない演奏を可能にしよう』という目的で作られたフォーマット。乱暴に云うと、0番の音色は必ずピアノと決まっている(そこがドラムだったらえらいこってすな(TT))とか、ボリュームを調整する方法が決められているとか、そういう感じ。GS音源ならGS対応の曲を、XG音源ならXG対応の曲を、それぞれ*ほぼ*正確に再現できる。なお、GS系とXG系の間に互換性はないので、GSの曲をXGで聴いても厳密には再現されない。(概ね似ては再現されますが…)関係を示すと、こう。
GM等の関係
GM2に関しては…GMの拡張フォーマットということ以外、忘れました。(TT)

●MIDI
Music Instrument Digital Interfaceの略。そういう通信規格なのだが、最近では、その規格に沿った通信・音源それ自体をも広義にMIDIと呼ぶこともある。とにかく、そういう規格があって、その規格に沿った装置/ソフト なら、その規格に沿った他の装置/ソフト を制御できると思ってください。ここではそれ以上の追求はしません。ムダなので。


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