パーミッションとは?
【パーミッションの設定方法はこちら】
パーミッション(permission)とは「許可」や「認可」を表します。
サーバとして用いられるコンピュータは複数の人たちが同時に利用する性格のものであるため、お互い
が他人に対して迷惑をかけたり、邪魔をしたりすることができないように、ファイルやディレク
トリごとに読む権利、書いたり消したりする権利、実行する権利を個別に設定することができるようになっています。これらの権利のことをパーミッションと呼びます。
パーミッションを適切に設定しておけば、ファイルを消したり書き換えられたりすることを防止することができます。
一つのファイル又はディレクトリに対して、オーナー(所有者(あなた))、グループ(同じグループのメンバー(インターネット三重の会員様))、第三者(その他の第三者)、という3種類毎に、読む・書く・実行の3種類 のパーミッションを設定することができます。
以下に図を書いて示します。
読む | 書く | 実行 | |
---|---|---|---|
オーナー | ○ | ○ | ○ |
グループ | ○ | ○ | ○ |
第三者 | ○ | ○ | ○ |
○を付けた部分に対して、それぞれ許可するかどうかを設定します。
読むとはファイル又はディレクトリを閲覧できるということを示します。
この権利がついていないと、たとえサーバにファイルが存在した場合でも、閲覧することはできません。
書くとはファイル又はディレクトリに書き込んだり、削除ができるということを示します。
この権利が、グループや、第三者にもついていた場合、第三者からファイルを削除される危険性があるので注意してください。
実行とはファイルの場合はプログラムやスクリプトなどを実行する権利、ディレクトリの場合は中に移動する権利のことを指します。
ディレクトリにこの権限がついていないと内容を参照することができません。
以下にFTPソフトを用いてのパーミッションの設定方法を示します。