昭和初めごろの木本町(現・熊野市)

 海岸線は”七里浜”として和歌山県新宮市方面へき れいな海岸美が続く。熊野は古くは熊野三山の神領地 だった。温暖多雨に恵まれて「木の国」と呼ばれるの にふさわしい杉、ヒノキの良材を産出している。昭和 34年7月、紀勢本線が開通するまでは”陸の孤島” と呼ばれていたが、紀勢本線の開通、国道42号線の 整備で、今では南紀地方の観光地になっている。



昭和61年ごろの熊野市中心部

 昭和29年11月3日、市制を施行して木本町から 熊野市に名前を変えた。吉野熊野国立公園の中心都市 で、いまでも林産物の集散地としても有名である。近 くに奇岩・鬼ヶ城や七里御浜などがあり、観光客が足 をとめている。町もこぢんまりと近代化されている。


        

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