大正初期の国鉄鳥羽駅

 国鉄参宮線鳥羽駅が開通したのは明治44年7月。 路線のそばまで海岸線が迫っていた。左後ろが日和山 、白い塔が鳥羽港の航路標識。昭和4年には東京−鳥 羽間に直通列車が運転され、2等寝台が連結された。 同9年には鳥羽駅から日和山へエレベーターが完成し たが、当時、まだ志摩への観光客は少なかった。



昭和61年ごろの鳥羽駅付近

 終戦直後の昭和21年11月、伊勢神宮から志摩半 島が国立公園に指定されてから鳥羽は志摩観光の玄関 口として注目されるようになった。昭和45年には近 鉄の鳥羽新線が開通、国鉄、私鉄の競合路線となり、 近鉄はさらに賢島まで路線を延長した。海岸は埋め立 てられ各種の施設が充実した。


        

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