明治36年ごろの湯の山温泉

 鈴鹿山脈・御在所岳の山すそ、三滝川の瀬音を聞く 閑静な温泉地。養老年間(約1260年前)に開湯さ れ、明治に入ってからは中京、関西の奥屋敷として繁 栄してきた。大正時代までは菰野温泉と呼ばれていた。 写真右下が水雲閣、その上はかつて僧兵が勢力をほし いままにしていた三岳寺、中央が寿亭、左端が杉屋。



昭和61年ごろの湯の山温泉

 大正2年、四日市と湯の山を結ぶ四日市鉄道(現・ 近鉄湯の山線)が開通すると、湯治客、観光客がどっ と訪れるようになった。さらに昭和34年の御在所ロ ープウェイの開通、鈴鹿スカイラインの完成などで、 今では年間約133万人の観光・宿泊客でにぎわって いる。泉質はアルカリ性ラジウム泉、旅館約40軒、 保養所約70軒があり、県下最大の温泉地になってい る。


        

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