昭和10年ごろの桑名町八間通

 桑名は松平藩の城下町、古くから東海道の宿場町と して栄え、七里の渡しで尾鷲・名古屋と結ばれていた。 昭和12年4月1日、県下で5番目の市として誕生。 明治27年に桑名−名古屋間に関西鉄道が開通したが 市街地と駅が離れていたため、昭和2年9月に桑名駅 と市の中心部を結ぶ桑名電軌の電車が走った。区間約 1キロ、日本で一番短い軌道だった。写真右側の白い ビルは昭和2年に完成の桑名警察署。



昭和61年ごろの桑名市八間通

 町並みもすっかり装いを新たに、近代的な商店街に なった。市民の足として親しまれた市電も昭和19年 に撤去され、桑名警察署も江場に移って現在は市営駐 車場になっている。最近では駅前に人出が奪われがち なため、桑名青年会議所の主催で毎夏、八間通でサマ ーフェスティバルが開かれている。


        

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